田や沼や汚れた御世を改めて清らかに住める白河の水…最近の報道を見聞きして題名の狂歌を思い出しました…しかしながら、歴史とは授業で学んだ事こそが真実かというと必ずしもそうあらず。田沼意次がさも私腹を肥やした幕府の役人というそうでもなし。その政治手腕を再評価するべきなのかもしれませんよ。歴史は断片的な事柄だけで理解するとおかしな事になりかねない、時代背景や当時の風俗、その事象までの前後関係を総合的に判断しなければと思います。『白河の清きに魚の住みかねて元の濁りの田沼恋しき』なかなか興味が尽きませんね