日刊スポーツ
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表は5日、都内のベトナム大使館を訪れ、自身が同国から学生を招いて、実施している交流プログラムの懇親会に出席した。
子どもや孫と接するように、日ごろの「こわもて」を封印、「彼らは勤勉で本当に優れている」と目を細めた。
今春、ベトナムを訪問した際に、おもてなしを受けたことを踏まえ、個人の立場でも「恩返し」を決意。現在、両国は政治、経済両分野で良好な関係が続くが、交流のさらなる発展の一助になればと、第1回の交流事業として今回、男女10人の学生と引率の教師らを招待し、交流プログラムを支援した。
小沢氏は長年、米国や中国の学生を日本に招く「草の根交流」を続けており、今回ベトナムが加わった。「彼らは夢を持って行動力があり、何にでもトライできる。自分も若さを吸収できるし、老化防止にもなるんじゃないかと感じた。そのことが、両国交流のためになるのであれば」。また「政治家は、皆さんから寄付をいただきながら活動している。国内の活動だけではなく、海外交流にもできるだけ役立てていけば、みんなの気持ちを無にすることもないのでは」とも話した。来年以降は受け入れ人数を拡大しながら、継続的に交流を続ける方針だ。
小沢氏といえば、田中角栄元首相から薫陶を受けたことで知られるが、学生時代には、かつてベトナムの国民的英雄と呼ばれたヴォー・グエン・ザップ氏の著書を愛読していたという。長年、対面を夢見てきたが、同氏は13年に103歳で他界。今春のベトナム訪問の際に、小沢氏はザップ氏の墓参りにも出向いたという。
