
生活の党の小沢一郎代表は2日、来年夏の参院選での野党連携に関し、「最善の策は一つの党をつくることだが、現実的にはそこまでいかない。次善の策は(比例代表選挙を)野党統一名簿で戦う『オリーブの木構想』だ」とする談話を発表した。同構想については、「選挙の届け出政党を別に一つつくり、そこに各党の候補者が個人として参加するもの」と説明した。
小沢氏はまた、野党の選挙協力と連立政権樹立を目指す共産党の提案を「野党共闘への大きな弾みで、この決断を高く評価する」と歓迎。「政権獲得を目指さない政党の離合集散は単なる子どもの遊びになる」などと指摘した。 (2015/10/02-14:50)時事通信