インドネシア工場進出を煽った大手はあったが… | 『私にも夢がある!』一兵卒の呟き

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こんなはずじゃなかった!? 日本の自動車メーカー、成長を期待したインドネシア市場で苦戦=英メディア


 中国メディア・環球網は14日、インドネシアの自動車市場が低迷しており、成長を見込んでいた日本の自動車メーカーが苦戦を強いられているとする英・ロイターの13日付報道を伝えた。 記事は、日本の自動車メーカーがインドネシア市場に注目し、大幅な割引によって消費者を引き寄せて売り上げ増を目指しているなかで、昨年9月より日本メーカーの月間販売台数が低下し続けていると紹介。今年上半期の販売台数は前年同期比で17%低下したと伝えた。この状況とは裏腹に、ホンダと日産、マツダは今年の同国における販売目標を昨年より高く設定していたとした。 そのうえで、今年の月平均販売数が昨年の半分となっているトヨタのディーラー関係者が「販売数の低下が著しい」と語ったと伝えた。また、マツダが今年の販売目標を前年比9%増としたものの、経済的な状況を考慮して消費者が自動車購入を遅らせており、売り上げが伸び悩んでいることを紹介。同社現地法人のマーケティング責任者が「年初から今まで自動車の販売が思わしくない。自動車だけでなく、その他の各業界も影響を受けている」とコメントしたことを伝えた。 記事はまた、インドネシア経済における消費が2009年以降低迷を続けており、7%のインフレ率も人びとの消費能力に著しい影響を与えていると紹介。同国の消費動向を示す重要な指標とされる自動車販売もその影響を受けており、現地の自動車工業協会関係者が「われわれは低迷する市場と戦っているところだ」と語ったことを併せて伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Ngarto Februana/123RF.COM)