小沢一郎『安保法案を潰す』秘策を話そう③ | 『私にも夢がある!』一兵卒の呟き

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 政府与党は、安保関連法案を結局、強行採決し、可決した。

これだけ国民の批判が盛り上がって来ている時に、与党単独で採決するとは。
私が与党なら、政権にとってさらなるイメージダウンのリスクを負うようなことはしない。

もう少し知恵のある国会運営のやり方があるはずだ。しかし、安倍首相はそれでもやった。野党や国民の批判を、どうせ大したことないとナメてかかっているのだろう。

 安保法案が衆議院を通過しても、諦めてはいけない。
世論調査の結果を待つまでもなく、これから安倍首相に対する批判はますます強まると思う。

 国会用語で『荷崩れ』と言うが、強行採決によって野党は参院の審議にも即座には応じないだろうから、安保法案の審議は簡単には進まない。加えて、参院の自民党は衆院ほど統制がとれていない。おそらく、参院では採決できず、60日ルールで法案が衆院に帰ってくることになる。60日というと、9月14日だ。

 14日から会期末の27日まで、ちょうど2週間。ここで野党が徹底抗戦して頑張れるかどうかだ。野党がその気になれば、不信任案を連発することで、衆院での再可決を阻止できる。不信任案は他のすべての法案より審議が優先され、趣旨説明には時間制限がない。ひとりで3日でも4日でもしゃべり続けることもできるから、2週間でも必ずしも採決に十分というわけではない。安保法案を成立させないために、小数野党でも、まだまだできることはある。

 ただ、少し気がかりだったのは衆院での採決における野党の戦い方だ。日本の将来を左右するような法案なのに、安倍首相は無責任な態度で、いい加減な説明を繰り返した。
私の常識からすれば、こんな状態では到底、採決に応じることはできない。だから生活の党は本会議を冒頭から欠席した。だが、民主、維新、社民、共産の4党は本会議の採決で討論をしてから退席した。
討論で自分たちの意見を表明した方が得策だということだが、討論は採決の前提条件であり、採決行為の一場面でしかない。

討論して反対しておいて、退席というのは、私から言わせれば、筋が通らない。
これでは、反国民、反歴史的な政府との徹底的な闘争には結びつかないのではないか。

 だからこそ、ここから先、野党が徹底抗戦できるかどうかは、国民のみなさんの支持にかかっている。国民が野党の抵抗をバックアップし、それを行動で示して欲しい。
10万人、20万人という国民が国会や首相官邸を埋め尽くし、法案反対の意思表示をみせてくれれば、野党は頑張れるし、自民党内もガタガタし始める。

 ここまで高まった国民の意識は、法案の衆院通過でも薄れることはないと思う。この先も野党はできるだけ力を合わせてやっていくことを模索していかなければならない、ぜひとも、みなさんの応援をお願いしたい。