現行憲法で認められる個人主義で、社会のモラル低下の原因だ!との声を聞くが、
確かに、自由の意味をはき違え、何でもかんでも許される!と誤った思考の方々も少なくない。
だからといって、個人主義や個人の自由が抑圧されていいという話にはなりません。
この責任は、キチンと『自由』の意味を理解しないで、教育をしてきた国家であり、教育者におおいにあると考えてます。
社会は、最大公約数的幸福を皆が享受すべきであって、そのための最小限のルールで個人の自由は制限されるのです。
で、あるからして、個人主義を明確化しているものを全体主義の方がよいということには矛盾を感じるものでもあります。