戦後の混乱期から、右肩上がりの景気に全国民が高揚した、高度経済成長期に危機感を抱いた方がおられました。
○日本は高度経済成長を遂げたから、その結果歪みが生まれた。
地方や中小企業への格差が生じた。その対策を強力に推し進めなければ日本は大変なことになると指摘。
○高度経済成長で国民に多種多様な欲望を増進した。
政治がその欲望に対して適切に対応していない、そのため政治不信が起きる。
そして社会に混乱が生じるだろう。
このまま行くと、日本の行方は暗澹たるものだ。
○それらの原因は『官僚支配の政治』にある!
それを打破して、政治家が政策を決める。
政治の浄化と刷新を行わなければならない。
これらの主張をしたのは、27歳の青年政治家。
誰あろう『小沢一郎』さんであった。