専門学校生活をスタートさせた長男坊のお話
気合いだけで、昼夜逆転も、テストも、満員電車も乗り越えてきた現在地
専門学校は、長男坊にとって小学校生活以来となる週5日、集団授業の世界です。
遅刻、欠席の連絡
教科書、ノート、各種必要な文具をそろえる
わからないところを質問する
課題を提出する
というあたりは大丈夫なんです、なんとか。
ただ、イレギュラーなことってたくさんありますよね?
先生の字が汚すぎて読めない
すぐに板書を消されちゃう
提出課題の枚数制限、超えて出しちゃった
電車が遅延する
急な腹痛により、次の講義がもう始まってしまった
気力が落ちすぎて、もうサボりたい…
いい人なのはわかっているけど、一緒にいるの疲れる…
まぁまぁまぁまぁ、なんとかそれもクリアしてはおります。
ただ…やっぱり…
先生になんて言われるかな
みんなにどう思われるかな
サボるなんて、ほんとオレはもう終わってんな…
つうか、サボり方がわかんねぇ…
こんなに欠席したらもう試験を受けさせてもらえないな…
こんなやる気のない状態のとき、ここで過ごす時間に意味あるのかな…
せっかくやる気満々で臨んでるのに、なんにも理解できないや…ずっと寝てるやつでも、問題解けてるのに。
些細なことで生じる劣等感
出席率85%以上という進級条件に感じるプレッシャー
自分だけが畑違いのところに来ているような疎外感
理不尽な叱責
中学、高校に普通に通っていたら、その頃経験したであろう感情に初めて向き合うわけです。
できない自分にあらためて気づかされる。
これが社会人になったときではなかったことに、少し安堵はします。
本人は、中学、高校にちゃんと通って勉強していれば…と言ったりもしますが、通っていたとて、なにしろ繊細な性格ゆえ、今頃もっとボロボロになって引きこもっていたかもしれないわけで…ね。
通っていたから勉強ができていたか、通っていたから強くなっていたか、そればかりは想像もできません。
経験値不足ではあるけれど、もっと子どものときに感じるより、今の長男坊の状態で感じるほうが多少ダメージが少ないようにわたしには見えます。
とても辛そうだけど…
辞めるか辞めずに粘るか、そんな葛藤も大事なことだと思うし。
(いや、ほんとは専門学校を決める時にそこまで考えて欲しかったのだけど…)
どうなるかな?
とりあえず、行くつもりのなかった保護者会にて個別面談をしてくることにしました。ちょっと聞いてみようかと思います。