ボルドー左岸でマルゴー カントナック村のメドック3級ワイン。マルゴーの等級ワインは大きく分けて、優しく芳醇なワインと険しく難しいワイン。これは後者に入るだろう。
2008年を5000円で安く手に入れた。パーカーポイントは92点。ボルドーのこの点数で5000円はかなり安い。
コルクの色づきは真っ赤で、完璧な状態。6年の熟成で甘く芳醇な香りを出してくる。
最初は硬い。果実は薄く、渋みは控えめ。いきなり気難しく迎える。これは難易度高い。。
1時間待った。やっと複雑なカシス、ブラックベリー、腐葉土、コーヒーが出てきた。果実にも強さが出てきた。香りは妖艶そのもの。アルコール感も強く辛い。余韻はかなり長め。
しかし、以前として密度感がない。味に隙間がある。エレガンスに昇華しない。08年の大味な印象が強い。そして気難しさは最後まで残った。
もちろん3000円クラスにはない複雑感は楽しめる。ただ、飲む人間に語りかけてくる意地悪さは、禅問答のようでちょっと嫌。
