こんにちは!
マレーシアのNO.1アメリカンインターナショナルスクールのRASです。
先日、高校生の生徒たちが、"The Necklace" by Guy de Maupassant, という有名な本を読みました。
物語の中で、マチルダという主人公は、はダイヤのネックレスを失います。生徒たちはそれを見つけるのを手伝わなければなりません。 キーワードを探し、その物語から覚えた語彙を探そうとキャンパス内をくまなく捜し回りました。 🕵️♀️
訳:
・マチルダはとても綺麗で美しい女性でした。
・しかし運悪く、貧しい家庭に生まれました。
・彼女はデパートの事務員と結婚しました。
・常に輝いた生活、羨ましがられるようなファンシーな生活を夢に見ていました。
・ある日彼女の夫の社長さんから社交パーティに招待されましたが、彼女は何も着るものがなく、身につける宝石もなく、劣等感を感じました。
・そこで、お友達のマダムにダイヤモンドのネックレスを借りることにしました。
・マチルダは社交界で、若いお金持ちの男の人や、キラキラした雰囲気をとても楽しみました。
・しかし家に帰ってみると借りたネックレスがないのです。
・街に戻りくまなく探しましたがどこにも見当たりません。
・仕方がなくマチルダと夫は宝石店へ行き、見た目が全く一緒のネックレスを見つけました。
・そのネックレスは400万円ほどする高価なものでした。
・その後何年か経ち、マチルダのお友達のマダムがたまたま彼女を見かけました。
・以前の美しい彼女ではありませんでした。やつれて疲れ果てて見えました。
・マチルダのお友達は、いったい何があったのか彼女に尋ね、マチルダはネックレスをなくして、多額のローンで購入し生活が厳しいことを伝えました。
・すると彼女は、“マチルダ、わたしのネックレスはダイヤではなくフェイクだったのだよ、50万で購入したの。”
・このように、マチルダは、身に合わない一時の輝きを求めてしまったことで、10年にも及ぶ多額の負債を負うことになり、人生を台無しにしました。
・一方夫の方は、マチルダを深く愛していました。その為なんでも言うことを聞いていただけのため、マチルダの過ちを正すことはできずに借金返済のために彼の将来を犠牲にしました。
・マダムはマチルダのお友達でお金持ちで、とても優しい人でしたが、マチルダからしたらその優しさにもにジェラシーを感じていました。
・マチルダがネックレスを返した時も、特にチェックをしませんでした。
・マチルダがこのネックレスの為に多額の借金を背負っていたことを知りゾッとしました。
💫作者が伝えたかった大切なことは、
正直であること、真実を偽らないこと、そして、今に満足すること、もっと成長したければ、自分磨きを内側からしなければならない。
そうでないと、人は、欲や見栄に、酷い代償を払うかもしれない。
楽しく、コミュニケーションスキル、語彙、教訓を同時に学びました。