不登校専門コーチ
小松範之です。
(写真:まなびデザインラボ説明資料)
不登校のお子さんは、
将来、どんな仕事に
就いたらいいのでしょうか?
その答えを出すためには、
そもそも仕事とは何なのかを
理解しておかないといけません。
仕事とは、一言で言えば
「誰かの役に立つこと」
です。
人の役に立てば
それは仕事。
そこにお金が発生するかどうかは
二次的なことです。
例えば、
街で喧嘩をしている
不良少年がいたとします。
これは仕事とはいえませんね。
傷害事件ですから、役に立つどころか
みんなに迷惑です。
ところが、
リングの上で不良同士が
殴り合うのはどうでしょう?
これが、
格闘技ファンにとっては
面白い試合になります。
つまり、
人の役に立っているので
仕事です。
実際に、不良の格闘技大会から
プロ選手として第一線で
活躍している人もいます。
例えば、
朝倉未来(あさくら みくる)選手。
youtuberとしても最強クラスです。
https://yuuublogkakutou.com/asakuramikuru
路上の喧嘩も
格闘技の試合も
不良本人からすれば、
同じ殴り合いです。
しかし、
一方は障害事件、
もう一方は仕事。
えらい違いです。
人の役に立つ、という視点が
どれだけ大切か分かりますね。
ところが、こんな反論もあります。
人の役に立っても、
食えなきゃ意味ない!
しかし、日本では
食うこと自体はできます。
食えない、ということは
餓死するということですが、
失業保険や生活保護があるので
仕事がなくても餓死はしません。
東京商工リサーチが発表した
2019年上半期(1~6月)の
企業倒産件数(負債1000万円以上)は、
3991件。
これに対し、
国内で餓死した人の数は
年間50人に満ちません。
(出典:餓死者、バブル崩壊後急増
セーフティーネットの不備映す
2012.2.26 12:56 産経新聞)
確かに、
実際に餓死する人がいるということは
傷ましいことです。
しかし、
会社が倒産して失業者する人の数と
実際の餓死者の数を比較したら、
餓死の数が圧倒的に少ないことが
わかります。
だから、
仕事がないと餓死する
というのは幻想なのです。
私自身、公務員を辞めた時、
失業保険さえありませんでした。
妻子がいるのに、
いきなり収入0です。
しかし、
人の役に立つことをやり続けて
今に至ります。
つまり、仕事は
食うためにするのではなく
他人の役に立つためにする
というのが正解です。
不登校のお子さんも
例外ではありません。
仕事の定義に
不登校かどうかは
関係ないからです。
他人の役に立つことに
喜びを感じられるようになれば
どんな仕事についても
正解です。
***
第9回 不登校茶話会
日時:8/29(木)13:30-15:30
場所:徳山駅前図書館3階
(市民活動支援センター)
後援:周南市教育委員会
参加費:無料
定員:先着15名様
お申し込みは、
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