不登校専門コーチ
小松範之です。
私達が社会に出るときに
絶対に必要なスキルがあります。
それは、ディベートです。
なぜディベートが必要かというと
日本が民主主義の国だからです。
民主主義の国では、
国民が王様です。
だから、国民が行政や司法を監視し、
コントロールします。
そのためには、
感情に左右されるのではなく
論理で意思決定をすることが
必要です。
権力を使うということは、
人の生命や財産に関わることだからです。
例えば、
感情に左右されて陪審員が
被告に死刑判決を与えるようでは
恐ろしい世の中になります。
そんな例は
歴史上、たくさんあります。
大哲学者ソクラテスは、
民衆の妬みから告訴され、
死刑判決を受けました。
賢者と評される人たちと対話し、
彼らの無知を
暴いてしまったからです。
それでも、ソクラテスは
裁判という論理を尊重し
自ら毒杯を仰ぎました。
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日本も民主主義である以上、
国民が感情だけで権力を使うと
ソクラテスと同じ状況が生まれます。
すでに、ソクラテスと同じ状況は、
哲学者ではない私の周りでも、
そこかしこに生まれています。
行政による不登校支援が
遅々として進まないのも
その現れです。
こうした状況は、私も含め、
まだまだ論理思考が未熟な
大人の責任です。
だから、
この状況を正していくために
顔と実名を晒して
私は活動しています。
一方、子供にも教育が必要です。
子どもに求められる能力は、
投票できる18歳になるまでに、
論理的思考を身につけておくこと
です。
そこで、ディベートです。
ディベートは
客観的な証拠資料をもとに
論理を展開するゲームですから
トレーニングとしては最適です。
ところが、
ディベートを生徒に教える学校は
ほとんどないのが実情です。
ちなみに、我が山口県でも
ディベートを子どもに教える学校は
1校のみです。
こちらの高校は、
英語ディベートの部活があり、
全国の大会に出場しています。
また、中学校によっては
授業で1-2回、ディベートを
取り上げることはあるようです。
ある高校生に私が確認したところ、
「中学校の時にディベートの授業が
あった」
と言っていました。
ても
ソーシャルトレーニングとして
きちんと教える学校は
ほとんどありません。
私も、小学校から大学まで、
学校でディベートを
習ったことは一度もありません。
不思議です。
ただ、首をひねっていても
状況はかわらないので
まずは自分たちで
出来ることをやっていきます。
それが、
精華学園高校周南校の
ディベートクラスです。
見よう見真似ですが、
回を重ねるごとに
子どもは上達していきます。
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【小松範之プロフィール】
1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。
不登校専門コーチ、通信制高校「山口精華学園高等学校」周南校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。
ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。
コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。
趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。
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info.noriyuki.komatsu@gmail.com まで。