不登校専門コーチ
小松範之です。
まなポートは、
お母さんだけではなく
学校の先生からも
不登校の相談を受けます。
全く個人的に相談に来る先生もいれば、
研修の一環として来る先生もいます。
どちらの場合にも共通する
相談内容があります。
それは、
「不登校の生徒に、
どう対応したらいいのか?」
ということです。
これには、
長期・中期・短期の
3つの取り組み方があります。
長期とは、1年単位、
中期は1ヶ月単位、
短期は1日単位です。
これら3つの視点をもち、
対策を同時に進めていくことが
大事です。
長期的対策とは、
法律を変えることです。
例えば、
フリースクールを学校教育法第1条に定める
教育機関と認める、
といったことです。
法律を変えるわけですから、
政治の動きにも連動します。
だから、具体的には
親が政治に興味を持って
投票で変えていくことが
取るべき行動になります。
次に中期的対策です。
これは、地域社会での
取り組みになります。
例えば、
フリースクールの活動に
公民館や空き家を開放する、
などです。
これらは、
地域の中で権利関係が調整されれば
可能になります。
実際に、山口県でも最近、
廃園になった幼稚園の跡地で
活動を始めた支援団体があります。
だから、具体的には、
地域内の人に相談して、協力を仰ぐ
ことが取るべき行動です。
そして、3つめが
短期的対策です。
これは、
自分だけでできる対策です。
例えば、
お母さん自身が、自分のやりたいことを
見つめ直してみる
といったことです。
お母さんが
やりたいことをやっていれば
子どもも同調します。
その結果、
やりたいことを見つけるようになります。
これは、学校の先生でも同様です。
やりたいことを見つけるのは、
1日単位でできます。
やりたいことを紙に書き出す
というのも方法の一つです。
以上の3つを、
大人が同時に取り組んでいく
というのが不登校の対応です。
もちろん、他にもやれることは
たくさんあります。
思いついたら、それも同時進行で
やってみましょう。
この世界には、
絶対的な正解などありません。
常に、自分の選択は
ベストな選択なのです。
そういった認識が
学校の先生たちの間でも
当たり前になるといいなと思います。
フリースクールとしては
学校の現場の声を聞きたいし、
共有可能なノウハウもあります。
だから、
先生方が相談に来られるのは
歓迎します。
「やりたいこと発見ワークショップ」
日時:4/28(日)14:00-16:00
場所:フリースクールまなポート
(山口県周南市河東町9-35)
詳しくはこちら。
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