不登校専門コーチ
小松範之です。
学習できる場所として
適応指導教室があります。
(その呼び名は、
自治体によって色々です。)
ここは、自習をベースとした
公的な学習の場所です。
教育委員会が運営していますので、
ここで自習をすれば
「出席」扱いになります。
だから、
不登校による内申点の低下を
免れます。
その結果、高校受験の時に
学力が合格点に達してさえいれば
内申点で落とされることがなくなる、
・・・と考えられます。
不登校ではありつつも
一般的な高校進学を考えているお子さんにとって
大事な場所です。
また、適応指導教室は、
学校側にとっても、
頼みの綱となる存在でしょう。
「うちに来れないなら、
適応指導教室に行ってみては?」
と学校が保護者に対して、
唯一おススメできる場所だからです。
ただ、その適応指導教室が
「不登校生徒の利用を断る」
という事例があるようです。
これは実際に私の元に複数件、
相談が寄せられました。
児童が教育を受ける場所は、
法律で定められています。
適応指導教室もその一つです。
なのに、
児童の利用を断ることが
できるのでしょうか?
できるとしたら、その法的根拠は何なの?
そう思ったので、
市の上位機関である県に
メールで質問してみました。
質問の内容は、こちらの記事をご覧ください。
「県の教育委員会に質問してみた」
https://ameblo.jp/rasacoaching/entry-12425391203.html
その回答をもらったので、ここに紹介します。
「小松 範之 様
ご質問いただいた件について、回答いたします。
市町教育委員会が運営されている
教育支援センター(適応指導教室)の
運営・対応については、各市町で定められております。
県教育委員会は、直接所管しておりませんので、
該当の教育委員会へお問い合わせくださいますよう、
よろしくお願いします。
山口県教育行政相談室」
とのことです。
ここで得られたこと。
「適応指導教室のことは、
県に訊いても無駄。
市の教育委員会に確認しよう!」
です。
ひとつ分かって良かったです。
不登校支援の情報収集は、
一事が万事、こんな感じです。
不登校のお子さんに関連する
支援分野としては、
教育・福祉・医療があります。
お母さんは、
該当すると思われる全ての機関に
一つ一つ電話やメールで確認を取らなければ
ならないのです。
それぞれの機関が、
独自の見解を持っているからです。
しかも、その見解は、担当者によって、
変わります。
それを一つ一つ確認する作業は
お母さん一人では無理です。
家事・仕事・日々の育児が
あるからです。
だから、
ここであえて県とのやり取りを
公開してみました。
相談しなくていい先が分かったので、
余った時間で、休憩を取ってくださいね。
★茶話会「不登校、もう悩まない」
日時:1/23(水)13:30~15:30
場所:周南市市民活動センター(徳山駅前ツタヤ図書館3F)
参加料:無料
飲み物は、各自持参
駐車場は、ツタヤ図書館をご利用ください。
質問・コメント大歓迎。
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【小松範之プロフィール】
1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。
不登校専門コーチ、通信制高校「山口精華学園高等学校」周南校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。
ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。
コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。
趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。
不登校専門コーチングに関するお問い合わせ・ご依頼は
info.noriyuki.komatsu@gmail.com まで。
