不登校専門コーチ

小松範之です。



精華学園高校周南校の

体験入学として

博物館に行ってきました。


山口県立博物館です。



博物館、美術館、図書館。

こうした社会教育施設は
徹底的に利用すべきです。

なぜなら、
ここにある情報は
企業の宣伝とは無縁だからです。

だから、子どもによっては
退屈だと感じたりします。

テレビなどに代表される
企業の宣伝は、
巧みに子どもの興味を引きつけ
消費へと向かわせます。


テレビばっかり見ている子は
博物館や美術館が
退屈だということです。

博物館で展示されている
恐竜の骨や動物の剥製は
音も動画もありません。

自分で想像力を
働かせなければ
「彼ら」は動かないのです。

動かないから退屈。
というわけです。

現に、今日参加した
3人の生徒のうち
二人は車から降りませんでした。


私としては残念でしたが、
その選択も自己責任。

「1時間は車内で
待ってもらうことになるよ?」

と伝えると、
それでもいいとの返事。

そこで二人を車内に残し、
博物館の中を見て回りました。


館内での様子は、こちらです。













興味を持って見ると、

博物館は、とても面白い場所です。


ちなみに、

動画に出ている生徒は

家でもテレビを見ていません。



その分、

知的好奇心が自然と

芽生えてくるのでしょう。


私も、テレビは

10年ぐらい見てません。


そのおかげで何を見ても

健全な疑問が頭をもたげます。



なぜ?

いつ?

どのくらい?

誰が?



そうすると、頭が回転します。

その結果、世の中が

知りたいことだらけになります。


だから読書もするし、

博物館や美術館に

足をはこぶのです。



不登校の子供さんこそ、

こうした知的好奇心を

持って欲しいと思います。


知りたいことを

知っていく作業(お勉強)は

楽しいし、


その中にやりたいことが

隠れているからです。



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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校「山口精華学園高等学校」周南校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。

不登校専門コーチングに関するお問い合わせ・ご依頼は

info.noriyuki.komatsu@gmail.com まで。