不登校専門コーチ

小松範之です。

 

今回は、

通信制高校の生徒にむけて

お話しします。


仕事観のお話です。

仕事観を一言でいえば、

「お客さんをいかに喜ばせるか」

です。


こういった仕事観は、

学校では教えてくれません。

学校の教科には入っていませんから。


だから、学生でいるうちに

独自のルートで

学んで身に付けておくといいですね。


とくに、不登校のお子さんは

仕事観をしっかりと

身に付けておきましょう。


その独自の感性を生かし、

フリーランスでお仕事をする可能性が

高いからです。


例えば、絵や音楽のアーティストとか。

 

そういったフリーランスに求められるのは

仕事のクオリティ(質)です。


クオリティが高ければ

お客さんは満足します。


そして、次の仕事も、

あなたにお願いします。


ちなみに、その反対は、役所の仕事です。

クオリティが低くても、

お客さん(納税者)は

無理やり納得するしかありません。


行政サービスが一社独占だからです。

だから、クオリティが低くても

次の仕事を役所にお願いするしかないのです。


例えば、電話対応一つとっても

フリーランスと役所では

全く違います。

 

フリーランスの場合は、

お客さんが何を欲しているのかを

正確に理解し、自社のサービスで

どう解決できるかを説明します。


そうしないと、

お仕事が発注されませんから。


ところが、

役所の場合はちがいます。


お客の要望は二の次です。

それより大事なことがあるからです。


それは、「立場」です。


電話を対応する自分の立場が

ちゃんと守れるかが大事なのです。


だから、少しでも

厄介な案件とみると

他の部署に相談を回します。


そうすることで、自分の立場は

守れるからです。


話を元に戻します。

ここで私が言いたいのは、

仕事の質とは、何で決まるのか?

ということです。


それは、あなたの仕事が

どれだけお客さんの役に立つか?

です。


主役は、お客さんです。

それ以外にありません。


よく勘違いされがちなのが

「自分がどれだけ頑張ったか」

という基準です。


・この仕事で

どれだけ自分が苦労したか、


・この仕事で

どれだけ自分が満足したか・・・、


そんなのは、お客さんに関係ありません。

「で?」

と言われて終わりです。


あなたがどんなに頑張ろうが

自己満足に浸っていようが、


お客さんが、

あなたにお金を払う理由には

一つもならないのです。


それに対して、

こんな反論があるかもしれません。


「僕(私)たちが文化祭で売店を出せば

大人が買ってくれます!」


確かに、大人は、あなたの作った

フランクフルトやクッキーを

買ってくれるでしょう。


でも、その理由は一つです。


それは・・・

あなたがまだ子供(学生)だから。


あなたへの教育の意味を込めて

買ってくれているのです。


だって、大人からすれば

近くのコンビニで好きなものを

選んで買った方が

便利に決まっているからです。

 


なぜ私が、こんな意地悪なお話を

あえてしているかと言うと

子どもの側に、壮大な勘違いがあるからです。


「俺(私)は天才だから

お金をくれないと作品は作らない」

と言う勘違いです。


その勘違いの中の天才像は

こんなところでしょうか。


・天才は、気が向いた時だけ

好きなテーマで作品を作る。


・その作品は、黙っていても

社会の注目を浴び、

高い値段で売れる。


そうだったらいいですね(笑)

でも、現実は、違います。

むしろ、天才と言われる人ほど

お客のために努力をしています。

 

日本のアーティストで

ルイヴィトンとコラボするなど

最前線を走っている村上隆さんは、

著書「創造力なき日本」のなかで、

こう言っています。

 

 

「自分は道化になって、

社会の皆さんに喜んでいただけることを

やるのが芸術家です。」


村上さん自身、世界的に名前が売れた後でも

理不尽なことをプロデューサー的な人に

一方的に言われるそうです。


その一例として、

海外の美術館で展覧会が

開催されるような時でも


直前に予算の削減が一方的に通告されたり、

予算自体がなくなったりもあるとか。


その場合は、全部自腹での出展となります。

しかも、その展覧会そのものが

不評になるケースだってあります。

 

それでもアートの世界では

「あくまで道化を演じて

人を喜ばすことに徹していなければ

ならないのが芸術家なのです

(前述の著書より引用)」


それでも、とにかく這うようにしながらも

活動を続けていく。


そして、アート業界について、

こう記しています。


「最初に問われるのは才能などではなく、

自覚と覚悟になるというのは、

脅しなどではなく現実的な話です。」

 

つまり、絵にしろ音楽にしろ、

お客さんをいかに喜ばせるか、

だけに着目しなさい。

そして、とにかく続けていきなさい。


・・・というのが

村上隆さんからのメッセージです。

 

どうですか、

あなたにその覚悟がありますか?


「いや、俺(私)は、

好きな時に好きな絵や音楽を

作りたいんです!」

「ストレスなんて嫌です」


というかたは、それもOK。

でも、それは趣味であって

仕事ではありません。


趣味の場合は、主役が自分ですから。

好きな時に、

好きなだけ楽しむとよいでしょう。

 

 

ただし、趣味でやっていることであっても

作品作りを人から頼まれたら、

立派な仕事です。


仕事になった瞬間に

主役はお客様に変わるのです。


だから、

作業が疲れたとか、

今回は無料だからこの辺で妥協するとか

言っていたら


お客様にブッ飛ばされますよ?

 

ということです。

 

仕事観、ということでいえば

お客さんを喜ばせる

の一言に尽きるのです。

 

 

 


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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校「山口精華学園高等学校」周南校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。

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