小松範之です。
発達障害の授業３時間目。
発達障害の当事者である
東さんと、お届けします。
今回のテーマは、
「地域の人に助けてと言おう！」
です。
私は、この動画の中で、
発達障害の診断を受けることを
おススメしています。
なぜなら、不登校の原因が
単なるいじめやコミュニケーション不全
ばかりではないからです。
もっと根本的な原因として
発達障害が考えられるのです。
発達障害の場合、
こども本人の性格とか、親のしつけとは
話が違うのです。
生まれつき、脳の働き方にクセがある、
ということなのです。
それをはっきりさせたうえで、
今後の育て方も
変えていかなければなりません。
そうでないと、周りの人に、
不測の損害を与えます。
そして、なにより本人が
一番苦しむことになるのです。
例えば・・・
普段、「なんか疲れやすいな～」
と思っている人がいたとします。
その人が、実は、
HIVウイルス保持者だとします。
その事実を知らずに
献血したらどうなるでしょうか？
いくら善意の献血でも、
その血液を輸血に使ったら、
第三者がHIVに感染します。
献血をしてしまった病院も訴えられます。
（もちろん、実際は、
そうならないために血液を
事前にHIV検査します。）
つまり、自分の状態を知り、
他の人に知らせることができなかったために
第三者に損害を与えてしまうのです。
一方、自分がHIVウイルス保持者だと
知っていたらどうでしょうか。
日常生活でも感染を防ぐために、
適切な処置をすることができます。
そして、周囲の人も
HIVウイルス保持者として
サポートしてくれます。
むしろ、サポートしてくれない人とは
付き合っていく必要がありません。
このように、自分の特性を知れば
自分のできること・できないことが
わかります。
また、
付き合うべき人・付き合わなくていい人も
わかります。
発達障害の診断を受けていれば、
あなたの「助けて！」という言葉に
説得力が増すのです。
そうすれば、地域の人も助けてくれます。
田舎であれば、なおさらです。
田舎は、人間関係がいまだに密ですからね。
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【小松範之プロフィール】
1978年生まれ。山口県光市出身。ＮＰＯ法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。
不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。
ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。
コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。
趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。
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