小松範之です。
100%、本心で生きる。
丸出しの自分を発信する。
そんな自分を受け入れてくれる人とだけ
私は一緒にいたいです。
不登校の子どもだって、
私と同じ気持ちでしょう。
A.本音と建前を使い分ける人
B.100%本音で生きる人
「AとB、どっちがいい?」
と訊かれれば、子どもはBを
選ぶに決まっています。
なぜなら、子どもは本来、
Bですから。
ところが、Bである子供を
Aに育てるのが
学校教育なのです。
例えば、学校の先生は
生徒にこう言います。
「人に向かって、
汚い言葉を使ってはいけません」
でも、先生は、命令をきかない生徒に
「ゴルァ!どうなっとるんじゃ!」
と脅しをかけます。
建前=いつも美しい言葉を。
本音=キレたら相手をののしって良い
ですね。
ここで、子どもは引き裂かれます。
学校にいると、Bでいたいのに、
Aにならざるを得ない。
多くの生徒は、それを受け入れて
日々を送っています。
いい子でいないと
家族を悲しませるからです。
それを勇敢にも拒否しているのが
不登校の生徒なのです。
だから、私は彼・彼女らを
すごい!と思います。
思えば、私も幼少期から
大人による「引き裂きの刑」を
受けていました。
そのことに気付けた自分はすごい!
と、まずは自分を誉めたいと思います。
さて、私が幼少期から、
どんな感じで引き裂かれていたのか
をお話しします。
それは・・・
1.母と祖母、どっちの味方に付くのか?
2.中学校に行きたくないけど行かなければならない
3.死にたいけど母を悲しませたくないから死ねない
と言った感じです。
私が生まれた家庭では
物心ついたときから、
嫁姑戦争が勃発していました。
母と祖母が、激しく憎み合っていたのです。
子どもの私からすれば、
「おばあちゃんもお母さんも好きなのに・・・」
です。
母は、私と妹の前で
表立って祖母を攻撃しました。
一方、祖母は、私と二人の時に
母への不信を植え付けました。
父は、嫁姑戦争を止めませんでした。
しかし私は、母も、祖母も、父も好きです。
好きなのに、大人同士が憎しみ合っている。
だから、私は、引き裂かれていたのです。
そして中学生になると、
学校でも引き裂かれます。
「死にたい・・・」
14歳の私は、いつもそう思っていました。
なんと、そのことを私は
つい先日まで気づかなかったのです。
子どもが、大人からの引き裂きにあうと
脳が変形することが
科学的に証明されています。
暴力などで物理的に傷つけられるよりも
目の前で親が争い合ったり、
心ない言葉を言われる方が
ダメージが大きいのです。
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そう考えると、私は実に
19年間ずっと
虐待を受けて来ていたのです。
そりゃ、死にたくもなりますわ。
私の脳は、
しおしおに萎縮していたでしょうね。
今は、やりたいことがあるので
プリンプリンしていますが(笑)。
で、大事なのはここからです。
こうして冷静に過去を評価できるのは、
妻と私とのバトルがあったから、
なのです。
ここ1カ月の間に、
私へのDVや、子どもの前での暴言という
バトルがありました。
それでも、私は、
子どものために、
「安心に満ちた家庭を築きたい」
と思いました。
だから、妻に、私の全てを説明しました。
「実は、俺、虐待されてたんだよね
(今、気づいたんだけど)。
だからこそ、息子には、
100%安心できる家庭を提供したい。
それだけじゃなく、不登校の子供が、
安心して成長できる、
まなポートの仕事に打ち込みたい。
それが俺の使命なんだ。」
と。
そうすると、妻は納得がいったようです。
私自身も、妻に本心をさらすことが出来て
スッキリしました。
息子も笑顔になりました。
もはや、わが家庭は、
誰もが100%本心で暮らせる家族
になりました。
こんな家庭は、子どもにもいい影響を
与えるに決まっています。
だから、不登校で悩んでいるなら、
まずは大人が100%本心で生きる、
ということを心がけてみてください。
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1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。
不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。
ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。
コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。
趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。
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