小松範之です。

 


フリースクールまなポートで、

ほんまちプロジェクト主催

ビブリオバトルに参加してきました。


場所は、ゆめタウン徳山店。


ほんまちプロジェクトというのは、

本でまちづくりをしようという

高校生主催のプロジェクトです。


第11回目となる今回は、

参加者も充実してきました。


小学生から現役の作家さんまで。

発表者は、好きな本を持参し、

いかに面白いかをプレゼンします。


審査員である参加者は、発表された本の中で

一番読みたくなる本を投票によって

決定します。


今回は、結果的に私が優勝しました。

が、大事なのは、勝敗じゃないんですよね。


「本が好き」「読書を広めたい」

そんな思いを同じくする人たちが

一堂に会することに意味があります。

 

学校、家、塾、習い事。

それぐらいしか活動の場がない

子供にとっては、

新しい刺激の場となるからです。


特に、不登校のお子さんには、

こうした市民活動の場が

おススメです。


なぜなら、不登校になると、

子どもは、家庭でも学校でも

居場所がなくなるからです。


不登校生徒は、親や先生たちから

「今は休んでもいいけど、

いずれは学校に戻ろう」

という無言の圧力を受け続けます。


そんな時、

市民活動をする人たちの場に行くと、

視野が広がります。

 

今までの中で、

子どもが知っている活動とは

違うからです。


市民活動は学校と違って、

強制されるわけではなく、

自分から動いている人たちばかりです。


しかも、上下関係もありません。

このへんが、子どもにとって

新しい世界なのです。


私の息子も、初めてビブリオバトルを

見学しましたが、

その自由な雰囲気がとても気に入ったようです。


さらによかったのは、会場設営の段階で

参加者から「ちょっと手伝って」と

役割を与えられたことです。


そこで息子は、高校生の参加者と一緒に

机や椅子を移動させたりしてました。

 

ここで、私の息子は、

「人の役に立つ」という体験が

できたわけです。


この体験こそが、不登校のお子さんに

大事なことです。


人の役に立つということは

人間にとって、嬉しいものなんです。


その嬉しさを、

市民活動では味わうことができます。

 

自主的に、

好きなもののために活動する。


その中で人の役に立つ。


そうした場を知ることで、不登校のお子さんは、

人間としての嬉しさを知り、

毎日が楽しくなります。

 

 

 

 

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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。