小松範之です。
子どもを取り巻く世界には、
ネガティブな言葉が
あふれています。
それはなぜか?
大人がポジティブではないからです。
相手を攻撃し、貶めることで
相対的に自分が優位に立つ。
それは、相手が家族だろうが、
知らない人だろうが、お構いなしです。
優位に立ちたいなら、
自分をあげればいいだけなのに、
相手を貶めることを
わざわざするわけです。
つい先日も、
小学2年生の男子が
見ず知らずの女性にこう言われました。
「気をつけろ、バーカ!」
私は、その現場に
居合わせたわけではないので
状況はよく分かりません。
が、このセリフ、
大人が子どもに
言っていい言葉でないのは
確かです。
なぜなら、トラウマを受けると、
脳に傷がつくことが
科学的に観測されているからです。
●「トラウマ」で脳は実際に損傷する
http://logmi.jp/11687
つまり、きつい言葉だろうが
バットで頭を殴打しようが
脳にとって、ダメージは一緒ってことです。
ということは、
件の小2男子小学生は
「通りすがりの女性に
バットで頭を殴打された。」
のと同じということ。
これを放置しておくと、
彼は脳にダメージを負ったまま
心にトラウマを抱えることになります。
こんな時、親はどうすればいいのか?
それは、親が子どもに、
「何があっても私は君の味方だよ」
と伝えてあげることです。
こう言ってあげることで、
どんなことがあっても
子どもは乗り越えていけます。
実際、私もこの方法を試してみました。
まずは、その女性をプロファイリング。
「その女性は、きっと小さい時から
親に、ひどい言葉を受けて育ったんだよ。
だから、とっさにひどい言葉を
君に言ったんだよ。」
次に、勇気づけます。
「世の中には、残念ながら
君を傷つけて上に立とうとする人がいる。
でも、これだけは、確実に言える。
何があっても君は素晴らしい。
私は、何があっても、君の味方だよ。
だから安心していいよ。」
と伝えました。
あ、ここまで言ったらバレますね。
小2男子小学生は、私の息子です(笑)。
そうすると、彼は安心し、
家族で夕食を楽しくとりました。
ネガティブな言葉から
子供を回復させるには、
「何があっても私は君の味方だよ」
と伝える。
これにつきます。
そのためには、親子の関係性が大事です。
親子が対等ではいけないのです。
普段から、子どもにとって、
親が絶対的な存在
でないといけません。
なぜなら、権威があるほど
言葉は、よく効くからです。
例えば、どっちが
あなたにとって
真実と捉えられますか?
1.「今日はいいことがあるよ」
と友達に言われる。
2.「今日はいいことがあるよ」
と神様に言われる。
1は、「え、なんでそんなこと言うの?」
って言い返しちゃいますよね。
でも2は、丸呑みします。
「マジすか?ありがとうございます!」
と。
これはどうしてかというと、
神様には、権威があるから。
親の言葉は、
2じゃないといけないんです。
だから、普段から親は
子どもにとって絶対的存在で
あり続けましょう。
子どもよりも新しいことに挑戦し、
子どもよりも学び、
子どもより成果を出す!
子どもからすれば、
「お父さん、お母さん、スゲーな!」
と言いたくなる。
そんな親であり続けましょう。
私も、まなポートやこばら屋で
挑戦し続けています。
貴方も、できます。
では。
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1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。
不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。
ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。
コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。
趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。