小松範之です。
大人の世界の「鏡」です。
不登校もいじめも、
大人の世界に原因がある。
それをつくづく感じる出来事が
ありました。
原発事故後に福島県から避難してきた
転校生から、金銭を脅し取るという
残酷ないじめです。
読売新聞の記事によると、
避難してきた生徒は、
****引用開始*******
「(東電から)賠償金をもらっているだろう」
などと言われ、
ゲームセンター代などを負担し続けていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161116-00050114-yom-soci
*****引用終了******
・・・とのこと。
東電からの賠償金のことを
小学生5年生が気にしますかね?
その原因は、大人の世界にあります。
いじめた生徒が、
東電だの賠償金だという言葉を
どこで耳にしたのか。
そして、弱いものから
お金を巻き上げてもいいという
価値観を学んだのか。
間違いなく、
周りにいた大人(TV含む)
からでしょう。
子どもは、
信頼している大人の影響を
思い切り
受けてしまいますからね。
以前、ある著名なクリエイターを
地元の中学校にお招きして
講演会をした時も、
似たようなことがありました。
講演会の後、質疑応答の時間に
生徒からこんな質問が出たんです。
「年収はいくらですか?」
・・・人の価値を中学生が、
年収で判断する。
これも、大人の価値観が
そのまま子供の世界に
持ち込まれている証拠だな、
と思いました。
人の価値を年収で判断するなら、
お金は1円でも多く持っていた方が
偉いということになります。
知識も経験も不足している中学生の場合、
「お金を1円でも多く手にするためには、
手段は選ばない」
となってしまうのも無理はないです。
「東電からの賠償金を持っている
あの転校生から奪ってやろう」
という発想にもなりますよね。
これ、完璧に
大人の責任じゃないですか。
じゃあ大人はどうしたらいいのか。
それは、
「絶対的な価値観はないよ」
と子どもに教えることです。
世界には、十人十色の価値観があり、
勝ち負けはつけられないということを
子どもに教えるんです。
お金も学歴(=お金)も、
70億分の1の価値観でしかないよ。
ということを教えてあげないと。
具体的には、道徳の時間に
「価値」の授業をするべきですね!
(そのやり方については
長くて書ききれないので、別の機会に
お話ししようと思います。)
では。
★三作神楽「息吹き祭~IBUKI~」
http://kokucheese.com/event/index/434634/
★冬のスイーツ数学~和算と和菓子~
https://www.facebook.com/events/103352946803575/
★まなポートHP
http://manaportschool.wix.com/manaport
★川フェス公式ホームページ
http://nk-coaching.wixsite.com/kawafes
★まなポートHP
http://manaportschool.wix.com/manaport
★まなポートFBページ
https://www.facebook.com/
★まなポートラジオ聴き放題!youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC21MFyOg1AVGWeuNpvQIRWw
★ブログには書けない限定情報が毎週読める。
「不登校を力に変えるメルマガ」
http://www.reservestock.jp/subscribe/39523