小松範之です。
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さて、ここから本題。
今の学校制度では、
全ての子供を「発達障害か否か？」の
２択で分けてます。
白じゃなかったら黒として扱う
ということです。
そこに不登校が生まれます。
だって、世の中には
グレーな子どもだって
たくさんいますから。
今日は、そういったグレーの子供を
支援するための提案をします。
最後まで読んで、共感したら
シェアしてくださいね。
さて、ここでグレーというのは、
発達障害の傾向があるとか、
部分的に発達障害っぽいということ。
例えば、
発達障害かどうかは不明だけど、
福祉手帳は持っていないから、
普通の学校で学ばせるしかない。
・・・といったケースです。
グレーなのに、白に無理やり
溶け込ませようとするのが
今の学校制度なんです。
だから、グレーの子は、
「普通」の学校になじめず
不登校になってしまいます。
これ、なんとかしたいですよね？
実は、ここのところ、まなポートには
公的機関（学校含む）からの問い合わせが
相次いでいるんです。
どんな問い合わせかというと・・・
「ある生徒について、ウチでは
支援することができない。
おたくで支援してもらうことは
できるか？」
というもの。
つまり、公的機関の言い分としては
「ウチは黒（白）の子供だけが
対象なのに、グレーの子がいる。
だから、まなポートにお願いしても
いいか？」
という内容です。
それらの案件の共通点としては、
１．生徒が中学生以上であること
２．生徒に発達障害の疑いがあること
３．学習支援を求めていること
です。
どれも切実で、助けてあげたい。
ご家族の心痛も
並大抵ではないでしょうね・・・。
でも、残念ながら、ほとんどの場合、
お断りをしています。
その理由は、いたって単純。
グレーの子どもを支援するために
経済的コストが、見合わないから、
です。
まなポートは、公から
財政的支援を一切受けていません。
だから、必要なスタッフも
最低限しかいません。
そんな中、グレーの子供を
無事故で安全に支援していくためには
月謝だけではスタッフを賄えない。
まなポートは民間の機関なので
「コスト度外視、善意だけで赤字運営！」
なんてできません。
存続ができなくなっちゃいますから。
だからグレーの子は、断るしかないんです。
本当に、身もふたもない理由でしょ。
でも、これは命に関わる問題なんです。
例えば、グレーの子を３人、
スタッフ一人で山のキャンプ場に
連れて行ったとします。
みんなでカレーを作っているとき、
一人が衝動的に山の中に入っていったら
どうします？
火を使っている、残りの２人を取るか、
山に入っていった一人を追いかけていくか。
どっちの選択肢をとっても
やけどや遭難事故につながりますよね。
つまり、グレーの子を支援するためには、
スタッフの人数が、絶対必要。
（ちなみに、まなポートのスタッフは
全員、コーチングのスキルが必須です。
ただいればいい、というものじゃ
ありません。）
じゃあ、どうすればいいんだ。
ということで、いよいよ提案です。
それは、
フリースクールに公的支援をすること。
フリースクールは全国に
４００～５００校あると言われますが、
その教育方針は様々。
それらに公的支援がされれば
グレーの子でも、安価（無料）で
自分に合った安全な教育が受けられる
ようになります。
世の中、全ての子供が白か黒かで
分けられるはずがありません。
グレーのなかでも濃いグレー・薄いグレーと
いろいろあります。
それぞれに合った教育法が
切実に求められているんです。
大人の私たちが声を上げていくしか
ないでしょう。
素晴らしい未来をつくっていきましょう。
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