小松範之です。




中学生の不登校に悩むお母さん方から


言われることに、ある共通点があります。


それは・・・


「中学校になると急に軍隊式教育になった。


うちの子がついていけない」


というもの。


どういうところが軍隊式かというと、


・立ったり座ったりの動作を全員揃うまで


何度もやらされる。


・先輩、後輩の上下関係が厳しくなる


・怖い先生が多くなる


といったところです。


小学校までは


「みんなで挨拶を身に付けよう」とか、


「掃除ができるようになろう」


といった、ゆるい感じだったのが


中学校になると急に厳しくなる。


そのギャップについていけなくなる、


ということが多いのです。



教育関係者に聞き取りをしてみましたが、


中学生になると軍隊式、というのは


もう30年以上変わっていません。


確かに、私が中学生だった20年前もそう。


男子は全員丸坊主、女子はおかっぱ頭、


先生や先輩による体罰は当たり前でした。


どう見ても学徒出陣です、


本当にありがとうございました(笑)。


なぜ軍隊式教育が続いていくのか?


その理由は、ひとつ。


恐怖で信頼関係を築くため、です。


怖がらせて、言うことを聞かせる、


ということです。



人が信頼関係を築くには2つの方法があります。


一つは、楽しさを利用すること。


もう一つが、恐怖を利用すること。



楽しい将来に向かって行動する人も


リーダーになれますし、


痛みや恐怖を与える人でも


リーダーになれるんです。


例えば、


「学校に、生徒が運営するピザ屋さんをつくるから


みんな協力してください。」


という人は、楽しいリーダー。



逆に、


「俺のいうことを聞かなかったら殴るぞ」


という人は、恐怖のリーダーです。


この2つの違いは、何か?



それは、リーダーが頭を使うか否かです。



簡単に言うと、


楽しいリーダーは、


思い切り考えなければならない。


なぜなら、動かしたい人(生徒)ごとに楽しさは


違うからです。


先ほどの例でいえば、


「僕、ピザ嫌いだもん」という生徒だって必ずいる


ということです。


ピザ嫌いの生徒の心にも届くように


楽しいリーダーは、必死で考えなければならないんです。


その反対に、恐怖のリーダーは簡単かつ強力です。


相手がどうしたら怖がるか、考えなくても分かりますから。


体や心の安全を脅かせば、恐怖させることはできますよね。


例えば、いうことを聞かない奴は殴るぞ、


とか、内申点を下げるぞ、


と言われて恐怖しない生徒はいないでしょう。


そこを踏まえると、


今の軍隊式教育をする人たちが


楽しいリーダーか、恐怖のリーダーかは


言うまでもないですよね。



じゃあ、僕たち大人がすることは何か?


楽しいリーダーを増やすことです。


頭を使って、たくさんの人の「楽しい」に


働きかけることができるリーダー。


そんなリーダーに育てられた子供は、


将来、自分も楽しいリーダーになれます。


だから、


軍隊式教育の場になじめない子供さんこそ


楽しいリーダーになれるチャンスです。


恐怖のリーダーの影響から


遠ざかっていられるからです。


中学校が怖くて行けない、というお子さんは


楽しいリーダーのいる場所に


参加するといいですよ。



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