小松範之です。



子供を自発的に動かしたいなら、


質問しかありません。



質問は、自発的な思考を促すからです。



自発的に思考すれば、その結果、


行動も自発的になります。



なぜなら、


全ての行動は思考に基づいていますから。



例えば、


子供に勉強してほしいとき。



「勉強しなさい!」という言葉が


ほとんど効果がないことは多くの親が体験済みでしょう。



命令されれば無意識で反発するので


行動に移しにくいのです。



一方、質問だったらどうでしょう。



「将来、○○になりたいんだったら、


今は、何をしたらいいんだっけ?」



と子供に質問します。



そうすれば、子供は考えます。


そして、自分が下した答えに従って行動します。



つまり、自発的に動くわけです。




「子供に質問しても、


自発的に勉強するとは限らないのでは?」


そうですね。




もし、子供が


「今は勉強しなくていい理由」を考えたのなら、


それを尊重してあげましょう。



そして、決断の結果は


自己責任であることを教えてあげます。



そうすれば、自己責任能力が高まります。


それ自体が、責任ある大人になるための


「勉強」でもあります。



子供を自発的に動かすのは


質問だということを知っておけば



子供に命令してイライラすることもなくなるので


いいですよ。