15日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落した。
終値は前日比1015円34銭(10.55%)安い8605円15銭で昨年来安値を更新した。
歴代の下落率では3番目の大きさ。
下げ幅が1400円に迫り8227円まで下げる場面があった。
東京電力福島第1原子力発電所で放射能漏洩問題が表面化。
午後に入り嫌気した売りが殺到した。
ただ、東証が裁定取引の制限措置に踏み切ったことで売り圧力が低下。
売り一巡後は株価指数先物に買い戻しも入り、引けにかけて下げ幅を縮小した。
東証1部の売買高は57億7715万株と連日で過去最高を更新。
売買代金は概算で3兆947億円(速報ベース)。
株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)の算出に伴う売買を除くと
2008年1月18日以来、約3年2カ月ぶりの高水準だった。