また気象庁 3度目の8.8から9.0に


東北電力によると、13日午前8時現在、宮城県のほぼ全域で約126万戸が停電している。岩手県は半分近い約42万戸、福島県は約11万戸、青森県は約1万戸。秋田、山形両県はすべて復旧した。




 気象庁は同日、マグニチュード(M)をこれまでの8.8から9.0に修正、確定したと発表した。
国内観測史上最大で、世界では4番目の規模。同庁は「複雑な形で三つの巨大な(断層の)破壊が連続して発生した」と指摘。
「極めてまれなケース」としている。

 今後M7以上の余震が発生する確率について、13日午前10時からの3日間以内で70%、その後3日間以内で50%とした。
余震はすでに150回以上観測され、「過去と比べものにならない数」という。
余震の範囲も岩手沖から茨城沖までの長さ約500キロ、幅約200キロに及ぶ。