草志会の政治資金収支報告書によると、献金を受けていたのは横浜市内に住む在日韓国人の男性
会社役員で、首相が民主党代表代行だった18年9月に100万円、21年3月に2万円、同8月に1万
円を受領。さらに民主党政権となった直後で、副総理兼国家戦略担当相だった同11月に1万円の計
104万円の献金を受けていた。献金者名はいずれも「通名」とみられる日本名が記載され、職業は
「会社役員」とされている。

 この男性は、19年6月まで、在日韓国人系の信用組合「旧横浜商銀信用組合」(現中央商銀信用
組合、横浜市)の非常勤理事を長年務めていた。商業登記簿によると、現在は、横浜市に事務所を置く
パチンコ店を経営する会社などの代表取締役を務めている。