家畜飼料にダイオキシン=農場1000カ所閉鎖―ドイツ
時事通信 1月5日(水)5時38分配信
【ベルリン時事】ドイツ北西部ニーダーザクセン州当局は4日までに、家畜の飼料にダイオキシンが混入し、鶏卵やブタ、七面鳥が汚染されている恐れがあるとして、約1000カ所の農場を閉鎖した。
同州で昨年12月下旬に実施された検査で、飼料からダイオキシンを検出。当局が調べたところ、オランダから輸入された飼料の原料にダイオキシンが混ざっていた。
隣接するノルトラインウェストファーレン州は、同じ飼料を与えた鶏8000羽を殺処分した。ニーダーザクセン州農業省によると、汚染の疑いのある鶏卵などは2、3カ月前から市場に出回っていた可能性があり、回収を急いでいる。
同州で昨年12月下旬に実施された検査で、飼料からダイオキシンを検出。当局が調べたところ、オランダから輸入された飼料の原料にダイオキシンが混ざっていた。
隣接するノルトラインウェストファーレン州は、同じ飼料を与えた鶏8000羽を殺処分した。ニーダーザクセン州農業省によると、汚染の疑いのある鶏卵などは2、3カ月前から市場に出回っていた可能性があり、回収を急いでいる。