斉明天皇陵ほぼ確定 八角形墳 奈良・牽牛子塚古墳


 古代遺跡の地震に詳しい寒川旭(さんがわあきら)・産業技術総合研究所招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)が現地調査したところ、被葬者を納めた石室(幅5メートル、奥行き3・5メートル、高さ2・5メートル)には長さ3メートル前後にわたって亀裂が入り、南北朝時代の正平16(1361)年の正平南海地震などが要因という。