串本町潮岬の潮岬測候所が9月30日で廃止され、1日から機械による自動観測に切り替わった。無人化に伴い「潮岬特別地域気象観測所」と名称を改め、新たに空気の澄み具合を観測する視程計も設置した。
 潮岬測候所は1912年、文部省所管の中央気象台付属潮岬測候所として開設。約100年にわたって気象観測を続けてきたが、気象庁が自動観測システムの整備による全国の測候所の無人化を進めており、9月末で潮岬測候所を含む全国10カ所が廃止された。潮岬測候所の無人化後、気象は和歌山地方気象台が、地震・津波は大阪管区気象台が管轄する。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000007-agara-l30