九州北部の豪雨について、福岡管区気象台(福岡市)は26日午前でピークを越えたとの見通しを示した。
一方で降り始めの24日から3日間の降水量が福岡県太宰府市、
北九州市小倉南区や佐賀市などで観測史上最大だった。気象台は「土壌が緩んでおり、
今後も土砂崩れなどに警戒してほしい」と呼び掛けている。
24日から九州北部を襲った豪雨の原因は、多数の積乱雲が集まった
「人参(にんじん)雲=テーパリングクラウド」が発生したため。
25日夜にはいったん人参雲は消えたが、26日朝から再び積乱雲が大量に発生した。
梅雨前線は26日午後から南下し、九州北部では雨はおさまる見込みで、
鹿児島、宮崎県など九州南部では晴れ間がのぞく見通し。
しかし山口県では29日以降、再び梅雨前線が活発化し九州全域で雨が予想されている。
太平洋高気圧が強まっておらず、九州北部の梅雨明け時期の見通しは立たないという。
26日午後2時50分現在の3日間の最大降水量は次の通り(いずれも観測史上最大)。
<福岡県>太宰府市609ミリ▽飯塚市557.5ミリ▽那珂川町556ミリ▽篠栗町512.5ミリ
▽柳川市432ミリ▽久留米市401.5ミリ▽宗像市361.5ミリ▽北九州市小倉南区337ミリ
<長崎県>松浦市367ミリ▽壱岐市301ミリ
<佐賀県>佐賀市458.5ミリ。【反田昌平】
■画像:那珂川があふれ、水没した那珂川町役場=2009年7月26日午前11時19分、那珂川町役場提供
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/images/20090727k0000m040080000p_size5.jpg
九州豪雨:3日間の降水量、各地で観測史上最大に - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20090727k0000m040079000c.html
一方で降り始めの24日から3日間の降水量が福岡県太宰府市、
北九州市小倉南区や佐賀市などで観測史上最大だった。気象台は「土壌が緩んでおり、
今後も土砂崩れなどに警戒してほしい」と呼び掛けている。
24日から九州北部を襲った豪雨の原因は、多数の積乱雲が集まった
「人参(にんじん)雲=テーパリングクラウド」が発生したため。
25日夜にはいったん人参雲は消えたが、26日朝から再び積乱雲が大量に発生した。
梅雨前線は26日午後から南下し、九州北部では雨はおさまる見込みで、
鹿児島、宮崎県など九州南部では晴れ間がのぞく見通し。
しかし山口県では29日以降、再び梅雨前線が活発化し九州全域で雨が予想されている。
太平洋高気圧が強まっておらず、九州北部の梅雨明け時期の見通しは立たないという。
26日午後2時50分現在の3日間の最大降水量は次の通り(いずれも観測史上最大)。
<福岡県>太宰府市609ミリ▽飯塚市557.5ミリ▽那珂川町556ミリ▽篠栗町512.5ミリ
▽柳川市432ミリ▽久留米市401.5ミリ▽宗像市361.5ミリ▽北九州市小倉南区337ミリ
<長崎県>松浦市367ミリ▽壱岐市301ミリ
<佐賀県>佐賀市458.5ミリ。【反田昌平】
■画像:那珂川があふれ、水没した那珂川町役場=2009年7月26日午前11時19分、那珂川町役場提供
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/images/20090727k0000m040080000p_size5.jpg
九州豪雨:3日間の降水量、各地で観測史上最大に - 毎日jp(毎日新聞)
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