ウナギの産卵場とみられる南太平洋でおなかに卵を持った親ウナギを捕獲することに、
水産庁などの研究グループが世界で初めて成功しました。
ウナギの生態はよくわかっておらず、卵から養殖する技術の開発につながるものと期待されます。
ウナギの多くは、稚魚が黒潮に乗って日本にたどり着き、川で親に成長します。
産卵場所は日本の南2200キロと遠く離れたマリアナ諸島周辺とされ、
水産庁と水産総合研究センターは、先月から、この海域でトロール船で網を引いたところ、
ウナギ8匹を捕獲しました。
8匹は雄と雌が4匹ずつで、このうち雌の1匹にはおなかの中に成熟した卵を持っていたということです。
ウナギはかば焼きとしてなじみがありますが、その生態の多くは謎に包まれています。
去年の調査で初めて親ウナギ4匹が捕獲されましたが、卵を持ったウナギが捕獲されたのは
世界で初めてだということです。
ウナギは卵から養殖しても生まれてすぐに死んでしまう率が高いため、現在の養殖は、
天然の稚魚を捕まえて育てる方法がとられています。
水産総合研究センターの張成年室長は「これまで誰も見たことがない天然のウナギの卵を
手に入れることができた。卵から養殖する技術の大きな前進になると思う」と話しています。
ソース:NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013971361000.html#
水産庁などの研究グループが世界で初めて成功しました。
ウナギの生態はよくわかっておらず、卵から養殖する技術の開発につながるものと期待されます。
ウナギの多くは、稚魚が黒潮に乗って日本にたどり着き、川で親に成長します。
産卵場所は日本の南2200キロと遠く離れたマリアナ諸島周辺とされ、
水産庁と水産総合研究センターは、先月から、この海域でトロール船で網を引いたところ、
ウナギ8匹を捕獲しました。
8匹は雄と雌が4匹ずつで、このうち雌の1匹にはおなかの中に成熟した卵を持っていたということです。
ウナギはかば焼きとしてなじみがありますが、その生態の多くは謎に包まれています。
去年の調査で初めて親ウナギ4匹が捕獲されましたが、卵を持ったウナギが捕獲されたのは
世界で初めてだということです。
ウナギは卵から養殖しても生まれてすぐに死んでしまう率が高いため、現在の養殖は、
天然の稚魚を捕まえて育てる方法がとられています。
水産総合研究センターの張成年室長は「これまで誰も見たことがない天然のウナギの卵を
手に入れることができた。卵から養殖する技術の大きな前進になると思う」と話しています。
ソース:NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013971361000.html#