★民主・幹事長「古賀さんもなめられたものだ」

 自民党・古賀誠選対委員長(68)は23日、
宮崎県庁で同県の東国原英夫知事(51)と会談、次期衆院選への立候補を要請した。
これに対し、東国原氏は「私を次期総裁候補として衆院選を戦う覚悟があるのか」などの“仰天条件”を提示。
この日は結局、結論は得られなかったものの、党内には条件に反発の声もあり、立候補が実現する見通しは立っていない。

 民主党の鳩山由紀夫代表(62)、岡田克也幹事長(55)は23日、党本部で記者会見し、
自民・古賀選対委員長が宮崎県の東国原知事に衆院選立候補を求めたことについて語った。

 岡田幹事長は、東国原氏が「自民党総裁候補に」と出馬条件を逆提示したことに関し、
「自民党の値打ちがそれだけ下がったということ。古賀さんもなめられたものだ」と指摘。
「自民党は野党になり、(総裁は)首相じゃなくなるからいいのではないか」とやゆした。

 鳩山代表は「1期目も終えていないうちに、政党を救うため知事の職を投げ捨てる発想が
県民や国民に理解されるかどうか疑問だ」と出馬をけん制した。
資質に関しては「宮崎県の宣伝マンとしての活躍は大変すばらしいものがあった」と評価。
同時に「果たして国会議員にふさわしいかどうかはコメントする状況ではない」と述べた。

サンスポ http://www.sanspo.com/shakai/news/090624/shc0906240504001-n1.htm