のびる(野蒜)


rasa2009のブログ


古くは古事記 にその名が見える。応神天皇 の歌として、

いざ子ども 野蒜摘みに 蒜摘みに

また万葉集長忌寸意吉麻呂 (ながのいみきおきまろ)の歌に、

醤酢(ひしほす)に
蒜(ひる)搗(つ)き合(か)てて
鯛(たひ)願ふ 吾にな見えそ
水葱(なぎ)の羹(あつもの)

がある。

記紀 の東征神話においては、白鹿に化けた地の神をヤマトタケル が蒜で打ち殺すエピソードがあるが、これもノビルである可能性が高い。



ツツーンとする香りとちょっとヌルッとした食感が春の刺激です。

古代から食べられていた野草で、 胃腸を丈夫にし体を温める効果があると言われます。

味噌との相性が抜群。
(写真のノビルは東京港区で採りました。) とする香りとちょっとヌルッとした食感が春の刺激です。古代から食べられていた野草で、 胃腸を丈夫にし体を温める効果があると言われます。味噌との相性が抜群。
(写真のノビルは東京港区で採りました。)