元衆院議員の森田健作氏(59)は26日、千葉市内のホテルで記者会見し、3月29日投開票の千葉県知事選に無所属で出馬すると正式に表明した。森田氏は「前回(知事選)の次の日に(再挑戦を)決意した。今度負けるなら二度と政治はやらない」と述べた。移動交番の配備や東京湾アクアラインの値下げ、成田・羽田両空港間のリニアモーターカーなどを実現したいとしている。
 森田氏は前回知事選で自民党の支持を受け出馬、現職の堂本暁子知事(76)に約6000票差まで迫った。今回、自民党県連は自主投票を決めており、県議の半数程度が同氏の応援に回る見通し。
 同知事選には、県議の西尾憲一氏(58)、社会福祉法人理事長の八田英之氏(64)=共産推薦=、関西大教授の白石真澄氏(50)がすでに出馬を表明。また、県内経済界の一部が第三セクター「いすみ鉄道」(本社同県大多喜町)の民間出身の社長、吉田平氏(49)に出馬を要請した。堂本知事は出馬に意欲を見せる一方、後継者を擁立する可能性も示唆している。 

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