カツオ節製造・販売大手の「ヤマキ」(伊予市米湊)と「マルトモ」(同)で22日に相次いで発覚した商品の不正表示や産地偽装。該当商品の取り扱いがあった県内のスーパーや、消費者からは戸惑いや怒りの声が相次いだ。【土本匡孝、千脇康平】
伊予市米湊のスーパー前で、松山市祇園町の男性銀行員(50)はヤマキなどの問題を聞き「カツオ節は豆腐やお好み焼きを食べる時によく使う。倫理観が薄れているどころか、ないのではないか。ひどい話だ」と話した。
また、スーパーの近くに住む主婦(85)は「ヤマキのカツオ節は上等で、毎日食べていた。会社で働いている人はみんなまじめ。商売が難しくなってしまったのかもしれない」と語った。
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20090123ddlk38040654000c.html