小室容疑者、年利6割で借金 現金入手急ぎ犯行か
音楽著作権の譲渡を巡る詐欺事件で、音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)=詐欺容疑で逮捕=が事件当時の借金十数億円のうち3億円を年率60%以上の高利で借りていたことが5日、関係者の話で分かった。同容疑者が家賃を滞納するなど困窮した状態にあったことも判明。大阪地検特捜部はこうした事情が犯行の動機につながったとみて調べている。
関係者の話などによると、小室容疑者は兵庫県の個人投資家から5億円をだまし取ったとされる2006年8月ごろ、十数億円の借金を抱えていたが、このうち3億円は同年3月に東京都港区の上場企業から月利5%で借りたものだった。単利で計算しても、年利60%以上の高利となる。(05日 16:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081105AT5C0500H05112008.html
《こんな生活はやはり長続きしなかった。平成15年3月には前妻への慰謝料の支払いが滞り、平成16年8月には長女への養育費すら支払えなくなってしまう》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090121-00000606-san-soci
また、検察側の話の中で出てきた小室被告の1か月の生活費は、返済金1000万円~1500万円、長女の養育費200~390万円、家政婦・クリーニング500~600万円、ハイヤ―数100万円だったという。
小室被告が最も贅沢をしていた時期は、高額納税者番付全国4位だった1996年前後ではなく、妻のKEIKOと結婚した2002年11月以降の1年間だった。この1年間は、作曲も8曲に減り、翌年の03年はわずか4曲だった。