正直、上記について思うことがあったので、ブログを通じて記載してます。
※賛否両論あるので、誹謗・中傷は控えて頂けますと幸いです。
<不妊治療の現状>
高度医療について:保険適用になるのは、43歳までに体外受精や顕微授精を行った方。
回数制限あり。(40歳まで:6回まで、40歳以上:3回まで)
2022年4月より適用。
(以前は助成金制度だった。⇒3割負担ではないので、治療に踏み切れない人は多くいたはず。(私もその一人だった・・・。)
一般不妊治療助成金:都内なら5万まで(40歳まで。)
※一般的にあまり知られていない。
色々と制度がありながらも、現状のところは、、まだ中途半端だと正直感じる。
このままでは、日本の人口は減少し続けるだろうと、個人的に感じる。理由は以下。
1.不妊治療は、夫婦間の同意が必要で、どちらかが同意しないと、開始することは出来ない。
それが原因で、治療すら開始できずに保険を利用出来ないまま終わる方だって、いるはずだと思う。(あるいは、制度を知らなかったか。)
2.経済格差が非常に大きいのが現状。裕福でお金に余裕があって、どうしても子供が欲しい、という人が自費診療で不妊治療を行うか、経済的に余裕がなくても、、身を粉にして働きながら、頑張って治療を続けている人が殆どだ。(お金に余裕がある人は、全体的に数えても、そう多くはないはずだ。日本の平均年収から考えると、高収入の人はほんの数パーセントだからだ。)
3.女性は、社会で大きな問題に直面する。不妊治療に理解のある企業は多くないという現実がある。
就職活動を続けながら、不妊治療を継続するのは困難で(不定期に通院が発生)、フルタイムで働きながら治療を継続することが難しい。更に、高度不妊治療(ART)は、身体への負担が大きく、ホルモンバランスに影響が出る。特に採卵は、辛い腹痛も伴うし、体重の増減もある。
4.年齢が上になるにつれて、高度不妊治療はギャンブルのようなもの。
自費の場合、1度の採卵には、50万程度かかり、肺移植でも20万以上かかる。
それで妊娠が成立しなければ、その費用は水の泡となって消える。それに一喜一憂の日々。
たとえ妊娠が成立しても、流産のリスクは高く、障害を持って生まれる子供の確立も上がる。
5.胚凍結に対しての助成金も、中途半端。
最近になって、卵子や精子の凍結についての助成金制度が出来たが、これが出来るのも、結局は経済的に余裕がある人に限定される。貯金してきた人は出来るだろう。生命保険では、一部不妊治療についての制度はあるみたいだけれど・・・。
(保険会社は既に加入した人には、良い条件のものを案内しようとしないので。。。結局、、人のことなんて考えてなく、お金のことしか考えてない。)
<婚活市場の現状>
結婚相談所について:相場は年間20~40万前後。
これは、終わりの見えない婚活投資に近いが、アドバイザーになってくれる人がいるというのは大きいと思う。
身元のはっきりとした人を紹介してもらえるので、客観的にはとりっぱぐれは少ない。あとは、相性や、フィーリングの問題。
ただ、一般的に、男性は自分の年齢よりも10歳以上下の人を選ぶ傾向が非常に高い。
例えば、35歳位⇒20歳~30歳手前を希望。 40歳~50歳⇒20代後半
女性の場合、、大体同世代。
上記のアンマッチが多く発生している為、婚活市場は、なかなか厳しいのが現状。
全てが上記に当てはまるという訳でもないですが。
女性の場合、年齢が若ければ、若いほど成婚・結婚の確立は高くなる。(男性の場合、経済力の事を考慮すると30代以上が強くなると思う。)
マッチングアプリ:相場は無料~一部有料。
流行っているものの、虚偽の内容もプロフィールに書くことが出来るので注意は必要かと。
ロマンス詐欺も多い。(自分で見定める必要がある。)
※有料の場合、証明書の提出が求められることが多いと思うものの。
男性、女性が相手を選ぶ条件は、上記とあまり変わらないのが現状。
(ただし、お金をかけずに色々な人と出会える機会はあると思う。)
ただし、あまり選り好みをし過ぎると、婚期はずるずる伸びる。
婚活パーティー:何とも。。。
時間だけが無駄に散っていった感が否めない。。。
<結婚願望率について>
結婚したいと望む人の数は減少傾向にある。
(平均年収が上がりつつあるのかもしれないけれど・・・。)
以上、不妊治療と、婚活市場の現状について経験に基づいてコメントしてみた。
出生率については、こんな状況下では、、制度が抜本的に改善されない限り、出生率の上昇は見込めないと思う。
政府は子育て支援策を中心に打ち出しているものの、根本的な出生率の向上についての取り組みに対しては
現状は発展途上のままだ。
私が暮らしている地域では、子供の数が多くて、いわゆるワーママが多い。その為か、ママ軍団を見ると、、正直委縮する。
気が滅入るというか。(子育てをされている方、すみません。)だとしても、日本の社会は、まだまだ男性主体となっているので、女性は肩身が狭いのが現状。
でも、どうしても結婚したい場合、子供が欲しい場合は、お金をかけても頑張っても良いと思う。また、子供が出来なかったから、出来たからと言って、偉ぶる必要もない。(マウント取られても困る。)世知辛いのが現状。不合理な現実の方が多い。
私の場合は、目標がある。出来たら両方叶えたかった。でも、残念ながらそうはいかないらしい。
世の中には、結婚したくても、結婚できない人も沢山いて(その逆もあり)、子供が欲しくても、出来ない人も五万といて、諦めて自分の人生を全うする人もだって沢山いる。子供を望まない人だっている。
結局のところ、結婚が全てでもなければ、子供がいる事が全てでもないと思う。それぞれの人生だ。
だから、自分が納得できる人生を模索しながら突き進めていくのが、今の自分にとっては一番なのではないかと思う。
長々と記載しました・・・。