朝焼け
払拭した悲しみを
泥水で浸し我に返る
そんな朝焼け
屈折した光を
敢えて見ない振りをした
そんな朝焼け
声にならない声を
心で叫んだ
無と化す君の声
密かに微かに僅かに
到底思い描けない未来に
入り込んで見失って
損得蔓延る世界の資材
損するばかりの汚い世界
思い立って飛び降りて
花にもなれずに溺れて消えて
せめて君だけは愛してよ
何者にもなれないこの僕を
ぐるぐる回る視界
生者も死者も平等で
醜い大人達の汚い論理
アスファルトと同じ色
抜けなくなった足元
足掻いても足掻いても
沈んでいく
荒んでいく
そんな朝焼け
到底思い描けない未来に
入り込んで見失って
損得蔓延る世界の資材
損するばかりの汚い世界
思い立って飛び降りて
花にもなれずに溺れて消えて
せめて君だけは愛してよ
何者にもなれないこの僕を
矛盾が豊満する時代は
今も昔も相変わらず
変化なしの権化と成して
有象無象泣きわめく
今日の夜空も曇のち雨
世界は不純を撒き散らす
だけど独りじゃないと頷く
そんな朝焼け
到底思い描けない未来に
入り込んで見失って
損得蔓延る世界の資材
損するばかりの汚い世界
思い立って飛び降りて
花にもなれずに溺れて消えて
せめて君だけは愛してよ
何者にもなれないこの僕を
なんにも出来ないこの僕を
花にもなれないこの僕を
せめて君だけは