rasboraのブログ =Cyan 25= -6ページ目

rasboraのブログ =Cyan 25=

ふにゃふにゃと。
方円の器に大体の感じで随いつつ
ホネナシライフ、イカライフ。

(※初めて来訪された方はこちら、「はじめに」をご覧下さい)


今現在、イカPCに映し出されている画面。


ダブルオフィーリア。(左:他所から引っ張ってきた原版画像、右:今回行ったトコの展示物撮影画像)



こえーよ!!!


1年の最後にこんな出だしかい…。
らすぼらです、こんばんわ。

ネタが増えたのは良いのですが、寝かせてるうちに機を逸したり
処理が追いつかなかったり出来事を完璧に忘れたりで
割とアップアップなってます。とりあえず本文行きます。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

たびたび触れてはいましたが、ようやくと言うか何というか、
忘年会ついでの友人輸送のそのまたついでという事で
徳島県は大塚国際美術館に行ってきました。


美術館としては現在国内第2位、
複製画展示規模としては恐らく日本最大の美術館。

イカは作品目にする前に
入口ホールのエスカレーター上ってく途中、
その雰囲気もさることながら、
整然と並んだ
メタハラの無駄遣いっぷりを見た時点でまず
「やばい…こいつぁケタ違いの巨額が動いてるぜ…!」と直感&戦慄。


入館料:大人1名3,150円。
きょ、巨額が動いているぜ…!


まぁ私立美術館だしね。
これからもカロリーメイトとかにお世話になり続けるだろうし
喜んでお布施お布施。


実際デカイです。展示の仕方も相まって
ぶっちゃけ冗談抜きにダンジョンそのもの。
これから行かれる機会のある方はその点と時間の配分、
くれぐれもお気をつけ下さい。
(イカは何度となくグルグル回ったり、「い…、今俺は一体何階にいるんだ…!」になった)


入って最初に目にするであろうシスティナホール。


天井。


正面、最後の審判図。


身長:そこそこcmのイカ(実寸)が前に立ってこんな感じ。



この大塚国際美術館、「複製画」とは言うものの
素材が布とか紙とかそう言うのに転写してハイおしまい、じゃなくて
単板辺りの最大寸法:900×3000(mm)の陶板(セラミック/焼き物)
鬼のような手間をかけて転写した、
極端な話、超高級なパネル看板をザーッと並べる方式での
展示になってまして、

(製造元が本気オブ本気のフルパワーで手がけた例とは言え、
キトラ古墳の壁画復元品(下図:展示されてた白虎画)の

複製陶板作成プロセス(※文化庁よりこちら。※pdf)なんかを見ると
漠然とでも何してんだか分かりやすいんじゃないかな…。)


本質的にはそれこそクラック混じりのこれとか、


この辺の壁画物、剥離の再現にとても向いてはいると
イカも思うのですが、


油彩になると……
照明の影響が無い方向から見ると
まぁ(個人的には)問題ないにせよ、


ちょっと油断すると保護コーティング兼ねた抽薬の影響が大で
グロスメディウム薄くぶっかけたみたいになっちゃったりします。


油彩の盛り上がりのアレなんかともまた違った、
全面的にフラットな膜がかかったような光沢が超クセモノ。
幅:何m級の超大判物もそうですが、
天井近くに展示されてる作品とか何かにつけテカリ不可避。


物によっては継ぎ目の無いジグソーパズルの完成品みたいな
コート地の質感がクリティカルヒットするもんで、
「まぁいっか」で捨て置けないレベルがチラホラ。
ああああ……!惜しいぃぃぃぃ…!

それでもここまでの水準に至ってるのは
純粋に驚嘆できるレベルだと思うのですが、
さらに先の技術革新が楽しみですね。

(クリティカルヒットした例)
イカが大好きチュッパチャップスのヒゲのおじさんのこれとか、


デリラさんとか、


作品の見下ろす視線を活かすにしたって
よりにもよって何でこんな高いトコに…な
「忘れ得ぬ(見知らぬ)女」とか。

※手を目一杯真上に伸ばして完全ノールックで撮ってもこの角度が限界。



あと、これは書き上げて投稿して
それを読み返してる最中に気づきましたが、
文章では触れてたものの
ここまではあんまりそれが目立たないような画像選びを
どうも無意識にしてたらしく、


上で書いた単板辺りの最大寸法、
これは
何をどうしようと動かせないので
「作品原寸」を旨とした場合には当然……

多分、気になる人の場合
完ッ全に無理なレベルでこういう事になります。

継ぎ目アタック。(イカはわりと平気。仕様だもん仕方ない)


上記、釉薬の点とこの継ぎ目の点、そこに加えて
ほぼ完全にフラットな平面に落とし込んでるが故の、
「ニセモノだから違う」とかそういう感覚的な話の前に
「仕様として違うものにならざるを得ない」という形で出てくる
実物との見え方の違いはあると思いますので、
行かれる際にはその辺りの差異をあらかじめ
よくよく含み置いた方がいいんじゃないかなあと。
(陶板製造元の取締役ご本人もキトラ古墳壁画修復の際のコメントで
「今までの複製陶板は綺麗でよく似てればそれで良かったけど~…」的な
スタンスである事を明言されちゃってますし…。)


「実際問題、細部はどう見えるの?」の例として
いつも通り誰かの参考になるかもコースで
アップで撮ったものをいくつか貼り貼り。




雰囲気をある程度残したまま、
西洋絵画史を比較的コンパクトに追ったり観察する上では
大変有意義な所だと思います。
こんなもん全体の4分の1や5分の1の量でさえ、
実物集めて展示しようと思ったらとんでも無いことになりますしね。


総括としては上のミケランジェロは言うまでもなく、
社会の教科書で目にするこれ↓のサイズのおかしさと、




イカ一人で結構長居した古代展示コーナーで
もう十分見聞きしてるはずのローマの文化レベルのイカれっぷりを
再確認することになったのが強く印象に残ったかなあ…。
(静物・印象・グラフィックetc、どちらかと言えば現代的なアプローチの大半を
紀元前とかそこらの時点で先取りしてんだもん)


実際にルーブルに行かれた事のある方が知人にいるもんで
また会うことあったら話聞きたいな、なんて思うんですが
思いっきり忘年会の席でベロンベロンになって
「オヴォエエエェェ……!」と粗相をされ帰って行かれました。
お話を聞ける機会が来るのはかなり遠そうです。<コミ


とりあえず良いものがたくさん観れたり撮れてホクホク。
それではまた。良いお年を。

(※初めて来訪された方はこちら、「はじめに」をご覧下さい)


某月某日。

いやー、何か久々のスカッとした良い天気だな―♪
こんな良い天気の日は……。


(また)鎧を観に行くに限るなぁ!

ああデジャヴ。


こやつ本当にもう一回行きおったわい。
昔、「ラスト・サムライ」を劇場まで
2回観に行った時の感覚を思い返しつつ
らすぼらです、こんばんわ。


遅まきながらコレ↓を観に行ったついでの
鎧鑑賞(2nd)だったんですが、


絵本太閤記ベースなのかな?(読んだことも演目として観た事もないけど)
三法師の母親=松姫説で追ってる点以外では
基本的に新解釈だとか再構築とかそう言う感じだったり
いつものドタバタは殆どやってない、
ごくごくドストレートな内容でしたね。


劇中の呼び名であったり、「川」の話がサラッと出てきたり、
登場人物各々の後日譚が無く、
そのままスルッと終わってしまう部分を補完する上で
割と人を選ぶのではないでしょうか。
とりあえず中谷美紀さん主役でいいよコレ。


そんなこんなの雑感を記しつつ。


以前、四国巡りに出た時に
「また行く機会があれば徳島の某美術館行きたいなぁ」
なんて事を書いてましたが、

何か内々の忘年会のついでに、
年末ってことで帰省する友人を実家へ送るそのまたついでに
どうせならそのまま行っちまうかヒャッハー!な流れで
再度四国に行くことになりました。
(当然、お酒抜いてからですよ)

前回行きそびれた香川:丸亀城 → 徳島コースで
完全に望外ではあるものの、
さてさてどうなるかといった感じです。

さてさてどうなるか、と言えば……。
本当に年月の過ぎるのは早い。
年賀状、まだまったく手をつけてない。<コミ

馬、馬かー……。
午年の年賀状って何故か不思議と作った記憶が殆どないぞ?
ああどうしよう……。

リアルタイムでそんな事に頭を悩ませつつ、
それではまた。
(※初めて来訪された方はこちら、「はじめに」をご覧下さい)


知人の何人かがいい映画だと褒めていたので
遅まきながら「おおかみこどもの雨と雪」を観てみた
らすぼらです、こんばんわ。

…………。(鑑賞中)

ヘニョン。<コミ


仔細割愛。
本文行きます。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

はーるばーる電車を乗ーりついでー、


本日は大阪歴史博物館へやってきました。



重犯罪率:たまに。 軽犯罪遭遇率:そこそこ。
テンション下がる何かしらとの遭遇率:なかなか。
そんなブラックレインな危険地帯に
足を踏み入れるリスクを負ってでも見たかった展示。


変わり兜展。(「戦国アバンギャルドとその昇華 変わり兜×刀装具」展)



日取りが来週?だったかだったならこれ↓が来てたらしいけど、
本当にイカと縁がない…。


前回が前回(エヴァ×現代刀匠展。イカはパス)だったもんで
最初にこんな展覧会があると耳にした時は
「ああ、甲冑師さんなんかがたまにやるような
複製品展示の類か…」と思ってたんですが、
よくよく調べてみればガチの方が展示されていると。

さらに出品リストに目を通してみれば
いやそりゃ行くしかないだろうこんなもん、と。
そんな感じで意気揚々と中へ。


(当然ながら)撮影禁止。<コミ


分かってはいたとはいえ、うぬぬぬぬぬ……!


あと10何年程すればgoogle art projectとかみたいな感じに
全方位高解像度撮影付け足して、
その場でグルングルン回したり出来る
デジタルライブラリーが出来たりしてるんだろなぁ。
というか出来ててほしい、切に。


まぁモノに関してはとても満足できる展示でした。
現状、webで載っかってる中で言うなら
金圧出亀甲文合口腰刀(拵)とか。(適当に検索して下さい)

※伝、細川2代ゆかりの差し前。
持ってた人が持ってた人なだけに不要なこと(実用)を想像しちゃうけど、
さすが風流・雅にかけてはトップな家柄、
写真だと多少アレですが、金+和+鬼のような地紋(モノグラム)の
オラオラ3点セットにも関わらず
過不足なしのジャストな気品と主張を匂わせるに留めるって大概です。
個人蔵とは言うけれど、やっぱ元総理のあの人なのかなぁ?


浮世画の原版や根付その他なんかでもそうだけど
職人のレベルがおかしな領域。
見た感じ、特に彫金の面で17世紀…戦国「後」に
何かしらのブレイクスルーがあったみたいだけど
何があったんだろう。
眺めててグッと来るのも個人的にはこの辺が多かったですね。


当たり前っちゃ当たり前なんだけど、
ヒラメキ一発のぶっつけ本番とかじゃなくて
一応設計の概念に基いて拵えてる事を知れたのが収穫。


こうした装具職人に限らず、世の大名は色んな職人を
条件ピンキリ(2~3人扶持 / 100~150石)で、
京から呼んでくるようなトップクラスの人(社長)に至っては
300石(!)なんて感じでお抱え職人にしてたってな話がありますが、
一芸の士がその特殊技能で以って認められるというのは
やっぱ良いなあと。

12月までやってるんで
もっかい見に行くのも良いかもなぁなんて
考えるイカなのでした。


以下余談。
お腹すいたし、帰りに何か買って帰ろ…。



懲りない。

でもこっちは以前のコンポタと違って案外普通に完食できた。
決して美味しくはないけれど。



それではまた。