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rasboraのブログ =Cyan 25=

ふにゃふにゃと。
方円の器に大体の感じで随いつつ
ホネナシライフ、イカライフ。

(※初めて来訪された方はこちら、「はじめに」をご覧下さい)

ふと思い立ち、蛭子(ひるこ)の伝承とか読んでみたいなと
「蛭子伝説」って検索バーに放り込んだはいいものの、

エンター押した瞬間にディスプレイが一発で
蛭子能収一色に染まるとか何の嫌がらせなんだよコンチクショウ!!

「蛭子センセイの何たら伝説」
ええいやかましいっ、知りとう無いわ!

ご本人が悪いわけでも何でもないんで
憤懣やる方ないらすぼらです、こんばんわ。
いつも通りの残念な感じでGW最終日、本文行きます。

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前回のひこにゃんオンステージを見終えた後、
すぐ横にあった彦根博物館へ。


井伊家伝来の名宝……現存天守に加えてのこれは期待が出来そうな。
カメラの電池なくなっちゃったけど、後でモバイルブースター挿せばいいや、
どーせいつも通り撮禁だろうし……なんて考えつつ中へ。




ハハッ、ほーらね。……ん?ストロボ?


国宝・彦根屏風横の注意書き。



訳:止めても聞かない人いるだろうし気持ちもわかるから、
フラッシュ炊いたり鑑賞の邪魔にだけはならない限り良いよ。


ゲェェーッ!!!サービス精神たっぷりな、
「さっすがー、話がわかるッ!」な感じの
博物館だったああ!<コミ


どこかにはきっとある筈とは思ってたけどこのタイミングでかよ!
世界遺産狙いも影響してるんでしょうか、嬉しい誤算。
今から充電始めても手遅れなんでやむなく携帯でカシャカシャ。
おのれっ、おのれひこにゃんめっ…!!二重の罠とは…!

=ぐそく=
伝十代直秀所用 / 本来の用途は八代直定(たぶん派手好き)用とか言われる一品。

こっち(同じく、伝八代直定所用の品)の実物が見たかったなぁと思う。
折によっては展示されてるみたいなんですけどね。

家臣の具足。庶子も含め、とりあえず当主以外は
脇立でなく前立てにするのが
井伊家の倣いみたいですね。


=はた=(大きさの目安に隣の具足と共に)



=かたな=
変わり兜展の時に似た拵えのがあったっけ。
(図録確認したら彦根からは三点出品されてた)


これとは全く関係ないですが、松代の荒試しの話とかグッと来ます。



のうめん。

よくこんな顔になられるのを目にする気が。



かりぎぬ。



にほんが。



この狩野永岳の鍾馗図…だったと思う、は
どこかで何かの折に目にしたような…。



こくほう ひこねびょうぶ。


博物館自体が御殿の復元品になっており、
藩主の間が模されてたりしてるのを眺めたりしつつ、
「ほぉ、良いなあ」と思ったのが
博物館内にある能楽堂。
江戸から建ってる200年以上前からのモノだそうな。


幽玄って概念に触れた事が無く、
どんなもんか(何を追求してんのか)分からないんで
一回能を観てみたいとは思うのですが…まぁ機会がそうあるものでもなく。

販売してる図録も小分けで良心的な構成になってて
中々に結構な所でした。満足満足。

そんな感じで佐和山を眺めつつ帰路に着き、彦根巡り終了。
親子丼を食べて卵アレルギーのイカが涙と鼻水とクシャミの嵐で
顔の穴から色んなもん噴き出してどえらい事になった、そんな帰路。

美味しかったので問題なし!それではまた。
(※初めて来訪された方はこちら、「はじめに」をご覧下さい)

この前の静岡巡りやそのちょっと前辺り、
本日の議題:『サマソニどうする?』と言う事で
イカ友の間で協議がありまして。

Megadeth……観たい、観たい……!
しかし1バンドの為だけに大枚はたいて
灼熱の屋外で黒山の人だかりの中を丸一日過ごす?
絶対このイカ蒸発する。ポカリ何リットル要るんだ無理無理無理。

口惜しいながら、去年のMetallicaとは違い
Megadethがトリってこたぁまず無いだろうし、
まぁここはトリの発表まで待とうじゃないか!と言う事に。

で―――、トリ発表の結果。
めでたく
Perfumeの単独ライブ行きに計画変更とあいなりました。
何故だ、何故こうなった……らすぼらです、こんばんわ。

Pentatonixも気になるし、
今オフィシャル見たら浜田麻里の名前まであったけど
浜田さん東京限定ってそりゃないぜ!ふぐぅぅぅ……!
ハイ、本文行きます。

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前回の長浜を後にして
ようやくメインの彦根城に着きました。

前の彦根行きはこの光景止まり。



廊下橋を眺めつつ、空堀をぐるっと周ってお城の方へ。
石垣がいい感じに枯れてます。


そして廊下橋の向こうにあるのが
コレ丸ごとで重要文化財な天秤櫓。
木が思いっきりかぶってるのがアレですが
日本で唯一らしいですね、こうした形の櫓って。


何でも嘉永の頃の大修理でリフォームしたらしく、
門を中心にして、

左側(石垣新しい / ピッチリ整然)



右側(石垣:築城時のまんま / 無骨)



キカイダーみたいな感じに仕上がってるそうです。
カッコ良さそうに言い直すとトゥーフェイス。


そんなこんなでようやく天守閣へ。



小さいけど綺麗なお城ですね。犬山の方が見た目は上かな。
手袋の方じゃない、蛍大名の方の京極さんの
大津城の天守を移築したものだとか何とか。へーへーへー。


時期もあったのかも知れませんが
お城で入場制限とか初めて見ました。
みっちりと天守まで満員御礼、中はひたすら人の列。
ソソソソ、と見て回り天守を後に。


そしてようやく…ひこにゃああああん!


威風堂々、直立不動の御屋形様。

おもむろに舶来品のトートバッグを漁る御屋形様。

抜け、と家臣の無礼討ちを試みる御屋形様。しっかり峰打ちスタイル。


しかし振りは鋭い。


舶来品のドーナッツを好まれる御屋形様。


なるほど、ゆるいぜ…!
ちびっこ達に大人気。動きがすんごいボテボテしてました。

動画撮ってたらカメラの電池残量がいつの間にか0に。
とりあえず去年越しの目標達成して安心した所に騙し打ちとは
侮れぬわ、井伊の赤備え。

実際これがその後すぐに予期せぬダメージとなったのですが、
それはまた次回それではまた。
(※初めて来訪された方はこちら、「はじめに」をご覧下さい)

今更これに触れるのもタイミング的にどうかなとは思うのですが、

本当勘弁してください熊手の人ォォォォォ!!!


お陰様でどう熟考しても完ッ璧に投票先ゼロになった
らすぼらです、こんばんわ。諦観しつつ本文行きます。

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ふふふふふ……

長浜の地に立ち、ほくそ笑むイカ。


兼ねてより行く行く言いながら延び延びになってた
こいつ↓との邂逅のため、滋賀へと再度やって来ました。(前回:こちら

目線ラッシュ。


まずはその前半戦、長浜城 + 曳山博物館 + 豊国神社参り。


静岡巡りの時に掛川行けなかったのも悔いではあるんですが
高知城でお見かけしたあの人の屋敷跡を通って、


長浜城へ。


整備された公園の真ん中に建ってる感じで、
のびのび過ごすには良いところかも知れません。

学生さんのフィールドワークかな?教授らしき人と
カメラ抱えた人達がワラワラ居たのが印象的。頑張れー。

画像内タペストリーにある官兵衛展、
及び城内の展示物は書の類が多かったかな。

長浜城を後にし、
トコトコ歩いて大手川通りを散策しつつ、


曳山博物館へ。


曳山(奢侈な山車)の実物?とか、特別展示と言うことで
小判・丸銀の類が展示されてました。
(ちょうど公式の方で画像があったんでこちら


各施設カウンターでお買い求め頂ける、
近隣の観光地のチケットを束ね、その時使わなくても
1年の使用期限がある
長浜浪漫パスポートが便利ですよ、と
無駄にPR。


館内は例により撮影禁止だったんで泣く泣く画像ナシ。
でも撮影OKゾーンの中からこれだけ貼っとこう、馬印キャプション。


バラして使えば歴史ブログの人の1ネタになるかも。めんどくさいからイカはやんない。



その後、近江牛まんモグモグ食べながら
実は前々から行きたかった長浜の豊国神社へ。やっと来れたー。


前にも書いたっけ、どうだろう?
晩年の残念極まりないボケっぷりも含めて
あらんばかりに人の身を堪能しきった点で、
心情的に三英傑の中では秀吉さん派なイカなのです。
もっと心情的に「ああ、良いなあ」と思うのは弟さんの方なのですが。

いつもはお参りしてる所を撮る方が多いけど
今回は真剣にお参りしましたよ。


こっちも行きたかったけど、時間の都合上断念。


そんな感じで後編に続きつつ、
それではまた。