ピッピちゃんはオーナーさんに頭を下げると自動ドアを飛び出して靴のひもをしめなおします
そうしてお空を見上げてお日さまがお休みでの世の中はまだ真っ黒なのを確認します
ピッピちゃんと同じ真っ黒です
そうして小さなお顔をあげるとお顔の左斜め45度に身体を向けて走り出します
最初はゆっくりでいいんだよ少しづつ少しだけ歩き出せばいいんだからねというパパの言葉を思い出すのです
1件目はもうそこに見えているお花屋さんです
お外でガーベラにお水やりをしている女の人がピッピちゃんに手を振ってくます
ピッピちゃんは新聞の1枚目を渡しまして
そしてウインクして走り出します
お花屋さんからスタッフさんたちが4人駆け出して来てまで飛び出してくれているのを小さなクロいた頭で確認しました
ニューヨークのプレゼントの時と数と朝と送られた人との笑顔が早ければ早いことを知ります
おうちに帰ってからスケッチブックsizeのノートに書き込みます
次は坂を上がった所の1ブロック先のチケット販売店です
もうすでにお店の方々総勢で新しい新聞配達ボーイを拍手して迎え入れました
ピッピちゃんは懸命に走ります
そのような我が子を新聞の旗本から眺めがらパパは少しずつピッピちゃんの元へと歩き出します
ピッピちゃんは新聞を渡して頭を下げて走り出します
頭を下げることは対外的にもむずかしいことが分かっていて対外的と総体的の意味についても心さえあればきっと相手に伝わるのだかはとパパが教えてくれているかです
3件目は横断歩道の先で緊張します
ピッピちゃんは横断歩道が苦です
白と黒の縦の線が怖いのです
パパと何度も練習しました
その時横断歩道の向こうから怖い顔をした警察官が笛を吹いて歩いていてきます
ピッピピッピピッピピッピ