あるところに とってもかしこい みけねこが おりマンタ。
みけねこの じゅうしゃである にんげんは つねに まくらを よういしてくれます。
まくらの おかげで みけねこは つつがなく おひるねを たのしめるのです。
その おれいに なにが いちばん にんげんに よろこばれるか…
かしこい みねけこは かんがえぬいた あげく…
きっと こうすれば にんげんが みもだえして よろこぶであろう ことを…
てやっ
っと やりました
やって やりマンタ
にんげんの だいじな あたまを のせる まくらを あんよげりしたのです
「ねこだって 気を遣うんです（未刊）」 より