この間の…
選挙の帰りに…
すぐ近くの…
公園を突っ切りました。
ちらほらと
静かにお花見をする人たちがおり…
舞い散る花びらの浮くみなもを水鳥が泳いでいました。
今年の桜は悲しいです。
本来なら…長岐に渡り、日本人に愛されてきたこの樹が
美しくあるが故に、もの悲しく映るのが不憫です。
何百年と生きている樹々たちには
何度となく、見たくもない出来事も在ったでしょう。
それでも人々にとっては希望のかけらと思えるような
可憐な花びらを振りまいて、樹齢を重ねているのです。
今年の桜は悲しいけれど、
生かされている者のすべきことを
希望のかけらを
何の見返りもなく振りまく勇気を
気付かせてくれたような気がします。