わたしのにんげんがいる

いまそこにいる

ラリー’Sシアター
さいきんのわたしは

いつもねむくてねてばかりだから

ラリー’Sシアター
おきてるときだけは

にんげんをみていようとおもう

ラリー’Sシアター
さいきんのわたしはからだがおもくて

たつだけであしがいたい

ラリー’Sシアター

こんどねてしまったら

にんげんをみることができなくなるきがする

ラリー’Sシアター
だから いつもにんげんをみる
ラリー’Sシアター
わたしのにんげん
ラリー’Sシアター
にんげんをみていたい…

ラリー’Sシアター
にんげんがでかける でもかえってくる

ラリー’Sシアター
わたしはねむる
ラリー’Sシアター
にんげんがもどり わたしはおきる
ラリー’Sシアター
にんげんはわたしのあしをさわる

なんどもさわる

ラリー’Sシアター

にんげんはなにかをかたり わたしもこたえる
ラリー’Sシアター
にんげんはごはんをおく みずをとりかえる

ラリー’Sシアター
そしてわたしはまたねむる

ラリー’Sシアター
にんげんがすきだ

わたしはいつまでもにんげんがすきだ

だからにんげん…もう泣かないでいい。


「ある三毛猫からの手紙」(未刊)より

足あと

足あと

足あと
ラリー’Sシアター

抗生剤の効き目が薄れると涙を流します。閉じていればいいのに、寝るギリギリまでじっとこちらをみていることがあります。そろそろかなと覚悟し、冷蔵庫から輸液と抗生剤を出し、注射します。そんな日々の中…言うに言われぬ感慨がありました。

足あと

【楽屋裏のおまけ】
ラリー’Sシアター
親子いひひスジャータ