”猫見(ねこみ)”を行いたいと思います。
いろんな色と模様が…
千差万別十人十色…
この後ろ頭にも垣間見えます。
垣間見えることがねこみの真髄です。
垣間見える様々なものを分析しなければ
ほんまもんの猫ズキとはいえないでしょう。
例えば…コチラ
上はキジトラ父の…
下は三毛母のもの…
R側はお父さん…
L側はお母さん…
母さんだけどベース父…
ベースは、シマ父…
ハラミのLR…
父さんありがとう。
母さんありがとう。
かように感謝の気持ちをもって
ねこみすることが大事なのです
全ての遺伝情報にこの猫のふるさとが
垣間見えるのです。
さながら望郷の念にかられる猫人間…
あーたがたも、さっさとご自分の猫を
ねこみしながらこの記事を読みなさい
ベース父&カラー母が宿っています。
肉球はというと…
ベース母におかず父…
黒い面積が父…
遺伝子間の夫婦喧嘩に、父は敗れました。
ねこみするとこういったこともわかるのです。
ま、本日は皆さんが初心者と言うこともあり
この辺にしときます。
そして…ねこみが終わったら猫を拝みます。
父母にもまた父さん母さんがおり…
昭和を生きた大正を生きた…
明治を江戸の世をそのずっと前の時代を
生き抜いた遺伝子が、
その集大成が在るのです
猫の模様や毛色といった外見だけでなく
癖・しぐさ・好物・人間への態度(のでかさ)…
ずっとずっとこの体に生き続けています…
ねこみは科学でありながら
倫理的な思考をも成長させます。
さらにここからは…
イマジネーションを働かせる
ある遊女がこの猫の先祖を飼っていて
例えば海鮮問屋のおかみさんが
倉庫の鼠対策で飼っていて
いろんなノンフィクションがあるかも…
生きてきてくれてありがとう。
ここにはラムだけでなく
様々な時代の多くの命が宿っています。
あ、これは浮世絵師のどなたかが
可愛がっていた猫かな?とかを…
たまに想像すると楽しいですよ
以上ねこみ講座でした。
「ラム猫科学(未刊)」より
【編集後記】
ねこみは愛猫だけでなくどの猫でも重要です
だから茶トラ祭りでも…
ねこみしよ~っと