猫の童話集④(ブラシ前編)あるところに… ブラシずきなねこがいました。 ねことブラシはいつもいっしょです。 ところがねこは… びょうきであるけなくなりました。 ブラシはねこをおもい こころをいためました。 そんなあるよ ブラシはでかけるといいました。 ねこはひきとめます。 いってはならん! よるはあぶないのじゃ! でもブラシには、 あるかんがえがあったのです。 へ~い!ちょっとまってろよ! とブラシはいい… あ!あわてたねこが… ひきとめきれないまま… いってしまいました。 わしがあるけたらのう… ねこはひとりでかなしくなりました。 ブラシはどこへいったのか… ねこはかんがえこむうちに ねむってしまいました しかし… このあとブラシがもたらすきせきが まどそとからおとずれようとしていました… 「ねこのブラシがとんでった前篇(未刊)」より