ついに…
女王・ラムーセスの夢であった
月の女神に愛され、
天空をも動かせる猫族の女王…
ニャジプトのみならず
ニャッシリアからも
ニャンディアーからも
そしてラムーセスが建設した
ネズミパークの
住人たちも
皆意気揚々に駆けつけ、
思い残すことはない…
ラムーセスが神殿の頂上で
大
合
唱
を
始
め
た。
それは…
ニリシャの吟遊詩人が作った、
ラムーセス万歳![]()
女王陛下万歳![]()
その大歓声を聞いて…
老体から来る心弱き思いを恥じて
女王は民衆の下へと駆け下りた。
私はまだ死ぬわけにはいかぬ。
まだまだこの民たちのため、
改めて思うラムーセスであった。

彼女の軌跡は続く…
「ラムーセス女王外伝~創世記最終章(出展不明)」より


太陽神に愛され、
百年越しの仕事であった

夜
の
宴
に
は

民
衆
ち
が
