久方ぶりに晴れた朝…
太陽神の祝福が
女王・ラムーセスに降り注ぐ。
彼女の演出で建築された大神殿には…
夜明けの太陽光が壁面を照らすと…
歴代の王が浮かび上がるように
設計されている…
太陽を愛し
太陽を知り尽くしている
猫族の英知…
それを伝える任務を経て
…ラムーセスは疲れた。
ラムーセスは年を感じ…
後継者を探す決意をした。
その時、太陽の光が強く
孤高の女王に振り注ぐ…
”ソナタには私がいる。
まだまだ御尽力願うぞ”
…太陽は強い光を放ち
静かに昇っていった…。
ラムーセスは空を仰ぎ見
…気を引き締め身を正した。
彼女の活躍はつづく…
「ラムーセス女王記・創世記第4章(出展不明)」より