ニャジプトにおいて
絶対的な神である太陽…
今日も午後の暖かな光に溢るる
ラムーセス女王の庭園は
太陽神に愛されるに相応な
ラムーセスは朝の謁見を終え、
しばしの休息をとるため
数億という猫民を束ねる
ラムーセスにとっては
休息さえ、まつりごとを
つかの間の休息…
それは…
肉球スタンプの休息にしか
なりえないのであった…。
だがしかし、太陽神は
ラムーセスの肉球を優しく暖め、
彼女をつかの間の眠りへと
いざなうのであった…。
「ラムーセス女王記・創世記(出展不明)」より